貧しい人はリソースの使い方が下手な人である。リソースとはお金だけでなく、労力的、時間的な余裕のことを言う。お金というリソースは労力や時間と密接に関係している。 当たり前の話、お金が増えない方向へお金を使えばお金は増えていかず、減る一方である。お金が増える方向の上手な使い方を「投資」という。ここで言う「投資」は株式などの金融投資に限らない。金銭的、労力的、時間的なコストをお金が増える方向へ変えられるすべての作業を投資と呼ぶ。 日常生活における浪費も投資へと変えられる。もちろん、生きていくには投資以外のお金が必要になる。住居や食事、電気ガス水道などのサービスは純粋に生きていくために必要だろう。また、生きるのに必須でなくとも、エンターテイメントとしての浪費がなければストレスは溜まってしまう。エンターテイメントが精神的な余裕を作り、結果的に仕事のパフォーマンスを上げることもあるはずだ。ただ、過剰な