「R.I.P.」戦死した青年兵士たちの自宅の寝室を撮影した「Bedrooms of the Fallen」 記事の本文にスキップ 寝室は休養と回復のための癒しの場所である。誰もがそこで眠り、明日への英気を養う。フォトグラファーのアシュリー・ギルバートソンは、イラクやアフガニスタン侵攻で戦死した兵士だった青年たちの遺族を訪ね、彼らの寝室を撮影してまわった。彼らにとって一番の癒しの場所を公開することが、死者の追悼することになるのではと考えたからだ。そして40もの寝室を撮影し、その死因と共に、「戦死者の寝室」という写真集を完成させた。 「家族と暮らす多くの人が自分の部屋を持っている。そしてその場所には自分の好きなものが配置され、お気に入りのインテリアが施され、その人の個性のあふれている。自分の部屋は世の中の喧騒から逃れ、心から安心できる場所であり、そこは自分自身である。」ギルバートソンはそう語る