優れた採算性! 旬であっても家庭菜園のほうがはるかに低コストで栽培できる作物もある。その代表格がシソであろう。 スーパーのシソはほんのちょびっとを輪ゴムで束ねて48円ぐらいはする。一度にたいした量を消費しないのに日持ちしないから、1シーズン分を買ってすますとなると相当な出費になる。 いっぽう、シソのタネは1袋100円強といったところ。これでも1シーズンでは持てあましてしまうほど採れる。余ったタネは翌年も十分使えることが多いが、冬場に要らないタネを保管しておくのも面倒だ。近所に「おすそ分け」してあげれば、少しは「いい男」になれるだろう。 自家栽培なら必要なときにつみ取ればいいんだから、保存の問題も発生しない。そうめんをゆでている間に必要な分だけ摘んでくればいいから保管場所も不要で合理的だ。 種まき 気温が上がらないとダメ。 寒さにはめっぽう弱い。春先に慌ててまいてもぜんぜん発芽しない。いつま