「人々の意志が戦争を止める日が必ず来る」「一枚の写真が国家を動かすこともある」 「DAYS JAPAN」とは世界を視るフォトジャーナリズム月刊誌です。 廃墟となった破壊の後の町でマリアムという女の子に会いました 呆然として歩いていました。何か大変な恐怖が彼女を襲ったように思えました。他の子たちは遊びまわっていても、この子はほとんど口を利かないのです。翌日、家族に会って、事情を聴きました。昨年12月27日、戦争の最初の日に彼女は学校にいました。そのとき近くに爆弾が落とされ、彼女の上に何かが落ちてきたのです。それは人間の体の一部とわかる肉片でした。恐怖で叫ぶ彼女を他の人が助けて建物の陰に隠したといいます。それから延々と爆撃が続きました。彼女の家はイスラエル国境に近いので、イスラエル軍の動きがよく見えます。彼女は窓のそばを恐れました。彼らから見えるからです。暗闇を怖がりました。いつも夜にイスラエ