イスラエル・テルアビブ(Tel Aviv)に設置されている、ハマスに拉致されたギラド・シャリット(Gilad Shalit)伍長の写真の隣りにヘブライ語で「あなたは今日、彼のために何をしましたか?」と問いかける看板(2009年2月18日撮影)。(c)AFP/YEHUDA RAIZNER 【2月19日 AFP】イスラエル政府は18日の治安閣議で、パレスチナ自治区ガザ地区の検問所封鎖について、イスラム原理主義組織ハマス(Hamas)が2006年に拉致したイスラエル兵の解放に応じるまで解除しない方針を正式に決定した。 2006年にハマスに拉致されたギラド・シャリット(Gilad Shalit)伍長(22)の解放を検問所封鎖解除の条件にするという方針は、エフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相が前週末に打ち出したもので、閣議ではこの方針が全会一致で承認された。 ハマスはこの決定を拒否してお