民兵組織バシジの隊員がデモ参加者に対し過剰な武力を行使したというイランからの報告を受け、また、治安部隊の中でも責任を問われることのないこの部隊がこれまで人権侵害を行ってきた過去に鑑み、アムネスティ・インターナショナルはイラン政府に対し、デモの取り締まりにこの民兵組織を使うことを直ちに止めるよう求める。 民兵組織バシジは、イスラム革命防衛隊(IRGC)の支配下にある男女の志願者で構成される準軍事組織である。学校、大学、政府および民間機関、工場そして部族内にもこの組織の隊員は存在している。バシジ部隊は、法と秩序の維持および反対意見の抑圧のために広く利用されており、行き過ぎた残虐行為によってしばしば非難されてきた。 最近デモに参加した者の多くが、民兵組織バシジの隊員と思われる私服で武装した者が、街頭デモの参加者に対し過剰な武力を行使したり、殴打や銃器の使用を含む人権侵害を行ったと訴えている。当局
イランのジャーナリスト Akbar Ganji さんが、現在アメリカを訪れている。アメリカ東部時間の17日夜に、National Press Club でその勇気ある言論に対する表彰(John Aubuchon Freedom of the Press Award)を受ける。ガンジさんについては、ちょうど一年前、彼が当局によって拘束されていた時にこのブログにも書いた。今回も、帰国すれば、拘束が待ち受けているものと思われる。 ガンジさんは、APとのインタビューで、「イランの体制は望ましいものではないが、それは私たち自身の問題だ」と語り、国外の権力によるいかなる介入も、国内の反体制派がそれらと結託して政権転覆を企んでいるという疑惑の目をもたらし、反体制派弾圧の口実を与えることになると警告している。軍事的な介入によって隣国イラクの政権が転覆されたこともイランの民主勢力にはよい効果を与えなかったと
So President Obama said he strongly condemned the unjust violence, that he was appalled and outraged by it, that he was struck by the courage of the demonstrators. But he added it was important to let the Iranian people know they were not alone in this process and that those who stand up for justice are always on the right side of history. He didn't mention the name of a single Iranian leader and
大統領選の結果をめぐる混乱が衝突に発展したイランの首都テヘラン(Tehran)で、十代の少女が胸部を銃で撃たれ死亡する映像が動画共有サイト・ユーチューブ(YouTube)に投稿され、世界に波紋を広げている。死亡したのは「ネダ(Neda)」という名前の16歳の少女で、20日にテヘランであった抗議行動の際に銃撃を受けたという。この映像に、米ロサンゼルス(Los Angels)などでは、イラン系米国人らが「イラン政府による人道と民主主義に対する罪だ」と非難の声を強めている。 写真は、動画共有サイト・ユーチューブ(YouTube)に21日投稿された、テヘランでの抗議行動の最中に胸を撃たれて負傷し、介抱される「ネダ(Neda)」という名の16歳の少女の映像(2009年6月20日撮影、21日提供)。(c)AFP/YouTube 【6月22日 AFP】大統領選の結果をめぐる混乱が衝突に発展したイランの首
フランス・パリ(Paris)でイラン国旗を掲げるマフムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領の再選への抗議デモの参加者(2009年6月21日撮影)。(c)AFP/MEHDI FEDOUACH 【6月22日 AFP】英王立国際問題研究所(チャタムハウス、Chatham House)は21日、イランで続いている混乱のきっかけになった12日の大統領選挙での投票行動には過去の傾向から外れた点があり、マフムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領が圧勝した選挙結果には疑問の余地が大きいとする研究を発表した。 セントアンドルーズ大学(University of St Andrews)イラン研究所のアリ・アンサリ(Ali Ansari)教授がまとめた研究によると、かつて改革派の候補者に投票した非都市部の有権者が今回はアフマディネジャド大統
テヘラン(CNN) 大統領選後の混乱が続くイランの首都テヘラン市内では20日、落選したムサビ元首相を支持する改革派が、抗議集会中止の決定を無視して数千人規模の街頭デモを強行し、催涙ガスや放水車で散会させようとした治安当局と衝突した。 ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に投稿された動画は騒然とした現場の状況を明らかにしており、負傷者が搬送される生々しい映像も含まれている。抗議デモが7日目に突入するなか、死者数が150人に達したとの未確認情報が出ているが、テヘラン市内の医療関係筋は19人が死亡したことを認めた。 イランの人権団体によると、治安要員に暴行され負傷した無数のデモ参加者らは、手当てを受けようとして向かった病院で当局に拘束された。重傷者を含む一部負傷者は、拘束を恐れて外国大使館に保護を求めたとされる。 イラン文化省が外国メディアのデモ関連報道の条件として当局の許可を挙げて
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く