ほとんど忘れていたので「にわか勉強」と言った方が実態に近いかも知れない。 小規模な事業所があって、基幹システムをAccessで構築しているのだが、そのシステムを一人で担当していた社員が「心を病んで」退職してしまったという。 事業所ではあわてて後任の人身御供を一人選び、システムを押しつけようとした。詳しい経緯は省略するが、巡り巡ってその相談が私のところまで来たというわけだ。 退職した前任者が1年がかりで立ち上げたシステムは、他人が見ても理解できないし何より使いづらいので、新規にシステムを構築してもいいとのことであった。 mdbファイルを見せてもらった。絶句した。言いにくいんだけど、その前任者さんは「主キー」とか「(第1〜第3)正規化」とかのデータベース理論の基礎的概念を、全くご存知なかったとしか思えないのである。 Accessを知っている方なら一目瞭然でおわかりいただけるよう、またAcces