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  • 免疫力の格差 -  違う見方

    改めて調べると2003年頃だった。 現代人(当時の)は体温が低い人が増えている、そのために免疫力が低下している人が多く、しかも自他共に健康だと思われてる人でもという話が書かれたが流行っていた。 そんな夏のある日にこのを読み自分の体温を計測した、最近の猛暑とはレベルが違うが夏だから気温も高いし自覚する体温は間違いなく高く、念のために冷房をかけてない状態で体温を計測すると、36℃を切っていた。 その頃の生活習慣に問題があることを差し引いても、体感する体温とは違っていたことは少しショックだった。 今年の夏は当に暑く、この思いは皆同じだろう。 猛暑ゆえの熱中症を防ぐために運動を控えてる人も多いだろうし、常時冷房を活用してる人だって少なくないだろうし、べ物や飲み物も身体を冷やす効果が高いものを好んで摂取してることだろう。 平熱の範囲で体温は高いほど良いとされる。 自覚する体調が良いならば38

    免疫力の格差 -  違う見方
  • 髪も髭も同じ -  違う見方

    マイバリカンを使って髪を切るようになっておそらく15~16年。 ただの丸坊主だから安物で十分、ディスカウントストアで2000円から3000円で売ってるものを使い現在は3代目だ。 バリカンの頻度は10日から2週間毎に使っている。 陶しいと感じた時が切り時。 最初の頃は付属のアタッチメントを付けていたが、いつの頃からかアタッチメントを付けなくなった、その方がより短く切れるからだ。 アタッチメントを付けないと頭皮を傷つけるような気がしていたが全然問題無かった。 最初は坊主頭にすることに躊躇が無かったわけではないが、市川海老蔵さんのおかげでお洒落坊主というスタイルが市民権を得ていたことが大きかった。 市川海老蔵さんが坊主頭にしたのはいつ頃だろうかとWikipediaを見たが出ていない、そこでChatGPTに聞いたら2007年で市川團十郎を襲名するにあたり決意を表すために坊主頭にしたと出る、これが

    髪も髭も同じ -  違う見方
  • エントリーフィー -  違う見方

    出場や参加に必要なコストをエントリーフィーと呼ぶ。 高速道路を走るために料金が必要なのもエントリーフィーだ。 そういう意味では社会に参加するためのエントリーフィーは税金となるだろうし、現代ではスマホの所有における料金負担もエントリーフィーに該当するだろう。 大前提として利用する人で必要なコストを賄うという思想の上に成り立つのがエントリーフィーと言えそう。 長い目で見ると、補修や修理もエントリーフィーと言えることに気付く。 一方で近年台頭著しいのがいかなることでもコストの負担を嫌がり無料でできることを望むフリーライドという概念。 フリーライドが成り立つのは、必要なコストを誰かが負担してるからで、多くは広告宣伝費だ、つまりスポンサーがいるから成り立つということ。 そんなフリーライドは勢力が拡大すると寄生になって行く。 フリーライド勢力を加速させるのは格差だ。 寄生の度が過ぎるようになると現象と

    エントリーフィー -  違う見方
  • 『〇〇バカ』とは大違いな『〇〇脳』 -  違う見方

    スマホを使い始めた人間にさまざまな弊害が及んでいるという話が書かれた『スマホ脳』が話題になったのは2020年。 その3年前の2017年には『脳にスマホが埋められた!』という連続ドラマが作られていた。 どうやら脳と競合あるいは敵対するのがスマホの特徴のように感じられる。 そのせいだろうか、極端に偏った行動や考えに取り憑かれた人のことを『〇〇脳』と呼ぶことは多い。 何かに一生懸命取り組んでいる人のことを『〇〇バカ』と呼ぶ場合には肯定的なニュアンスが強いのは自覚的で能動性が強いからかもしれない。 それに対して『〇〇脳』と呼ばれる行動や考えは、受動的でありながら強く考えや行動を支配されてるかのようになるという無自覚性が強いように感じられる。 このように考えているとふと思い出した話がある、事実なのか架空の話なのか、はたまたいつ頃の話なのかどの国の話なのかも不明なのでChatGPTに質問した結果、日

    『〇〇バカ』とは大違いな『〇〇脳』 -  違う見方
  • 邪推が生み出すストーリーに一喜一憂 -  違う見方

    三週間続いたパリオリンピックが終わった。 全てが過去になった今、私にとって最も印象的だったのはというと阿部詩さんの号泣シーンだ。 そしてその号泣に対して世間の誹謗中傷やバッシングが少なくなかったことだ。 誰もが脳内でストーリーを組み立てている。 実際に見たことに加えて伝わってくる情報やたまたま目にした情報を基にして、きっとこうだったのだろうという事実や真実を想像し推理しながら一連のストーリーを脳内で組み立てる、多くの場合邪推に過ぎないが。 そんな邪推に感動したり怒ったりしながら我々は日常をエンターテインメントしているのだ。 一方で、宮崎で起きた地震は南海トラフ大地震が迫っていることを想起させ緊張感や危機感を感じさせるが、この緊張感や危機感もエンタメの一種であり利権の基になってるという説もある、どれもこれも人間が脳内でストーリーを組み立てる生き物だからだ。 ストーリーの組み立てを主導するのは

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  • 夏バテ -  違う見方

    今年の日の夏はまさに猛暑で暑さに苦しんでる人が多いと思うが、その割には『夏バテ』というワードはあまり使われてないに感じるのでChatGPTに質問してみた。 そうすると、仮説だがと前置きして以下のように答えた。 ~~ChatGPTの答え~~ 『夏バテ」』という言葉で一括りにされていた症状が、今ではより具体的に『熱中症』や『脱水症状』として報道されることが増えているため、『夏バテ』という言葉があまり使われなくなっているかもしれません。 熱中症対策や健康管理の意識が高まり、具体的な予防策が普及しているため、「夏バテ」という曖昧な表現があまり用いられない傾向があるかもしれません。 SNSやメディアで「猛暑」や「酷暑」といった言葉がより頻繁に使われていることも影響しているかもしれません。「夏バテ」よりも、具体的な体調管理や症状に関する情報が重視されている可能性があります。 ~~~~~~~ なるほど

    夏バテ -  違う見方
  • 発言することはタブーな文学的妄想 -  違う見方

    興味深い記事だった。 タイトルだけ見るとあの件と関係してそうだが、詩人の中原中也が実はかなりヤバい人だったというエピソードが複数書いてあった。 【大炎上】「死んでくださーい」どころじゃない!? コンプライアンスのない時代のヤバい暴言(炎上の文学史) ~~以下引用~~ とくに今みると凄まじいのが、文豪たちの間でのトラブルです。たとえば、詩人の中原中也は、「殺すぞ」といって、評論家・劇作家の中村光夫の頭をビール瓶で殴りつけるという事件も起こしています。「卑怯だぞ」と咎められると、なぜか「オレは悲しい」と泣き出したそうです。 ~~引用ここまで~~ 昔から思っていたが、高尚だとされる文学作品は不倫や自殺や狂気をテーマにした作品が多いように感じられ、個人的には変なことだなと思っていたし読んでも違和感だらけだった。 一方で推理小説を始め個人的におもしろいと感じる作品の多くは俗物扱いされがちで、文学とい

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  • 相場感覚 -  違う見方

    昨日宮崎県で大きな地震があった。 その結果起こる起こると言われていながらもまだまだ先だと思われていた南海トラフ大地震が差し迫った脅威に一気に格上げされたかのような雰囲気が漂い始めた。 地球という生き物にとっての時間軸は1年も100年も1000年も大して違わない、いずれにしても一瞬だ。 しかし人間様にとっては1年後に起きるのか100年後なのかはたまた1000年後なのかは大違いだ。 つまり、時間に対する相場感覚は地球と人間様では大違いなのだ。 一般に相場感覚というと不動産投資の界隈で用いられるワードでベテランと素人では大違いだとされる感覚。 先日の株や為替の大変動もさまざまな相場感覚の違いから大騒ぎになったと言える。 相場感覚を持ってるか持ってないかはyesかnoかの違いではなく、グラデーションを描くような違いであり、そこに当事者なのか傍観者なのかの違いや、ベテランなのか素人なのかの違いも加

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  • ハッカ油で爽やかに(追記あり) -  違う見方

    コロナ禍でのマスク生活を少しでも快適にしようとハッカ油スプレーと補充用のハッカ油を購入していた。 出かける前にマスクの内側にワンプッシュし、人混みに合流してからマスクを着用していたが、おかげでマスクの内側はとても爽やかかつ清潔感に溢れていて快適だった、ワンプッシュでは効果の持続は短いのだが出だしが爽やかだと満足度は高かった。 そんなハッカ油もマスクを使う必要がなくなると使うこともなくなり勿体ないなと思うようになっていた。 そして、昨日ふと直接身体に使うと猛暑に対する癒しになるかもと思いたった。 原液を直接使ったことはこれまでもありわたしの肌質的には問題はないことは分かっていたが、そんな使い方をしたらあっという間に空になるので希釈した使い方を調べてみた。 身体に使うわけではなく防虫や防臭のために使う場合に無水エタノールで希釈するという方法は知っていたが、改めて調べると無水エタノールで希釈した

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  • 消えつつあるジャニーズ -  違う見方

    ふと思った。 最近ジャニーズって全く話題にならないなと。 表向きはもはや存在しないからしょうがないし、マスコミも大手ほどジャニーズという表現はもはや御法度なのかもしれない。 そこでGoogle Trendsで検索可能な2004年以降で『ジャニーズ』の推移を調べた。 2023年9月をピークに減少の一途だがゼロにはなっていない。 2011年頃のレベルは保っている。 こうやって見ると、2005年に小さな山があるのが気になって調べてみた。 2005年の7月に今は弁護士になってるが当時はフジテレビのアナウンサーだった菊間千乃さんがフジテレビの同僚と共に当時未成年のジャニーズメンバーと飲酒したことで話題になっていたと分かった。 しかし検索レベルで分かるのは、ジャニーズが強い力を発揮していたのは解体される前の10年間くらいだったようにも感じられる。 今日、元ジャニーズタレントにスキャンダルを伺わせる記事

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  • 間違いのない選択 -  違う見方

    ファストフードやファストファッションにはチープな没個性的なイメージがあるが、今や間違いのない選択ができることを意味するようになっている。 同じことは家具やインテリアにおけるIKEAやニトリにも当てはまるし、ホームセンターにも当てはまる。 さらに低価格帯で言うと100円ショップを含めた類似形態にも当てはまる。 安いことは大きな理由だろうが、それ以上に間違いないと思わせることに成功してることが大きい。 同様なことは、商品を問わずチェーン展開してる業種にも当てはりそうだ。 間違いのない選択とは、他人の目から見てツッコミどころが少ないと言う意味で、決して最良の選択が行われてるという意味ではない。 そもそも最良の選択を求めるということが世間から極端に減ってるような気がする。 ファスト〇〇という分野は決して来はブランドではないが、間違いのなさがイメージとして定着するとブランドになる、リーズナブルさで

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  • 踊る阿呆に見る阿呆 -  違う見方

    一部の界隈の人にとってはとんでもないことが起こってるようだ。 一部の界隈と書いたが、当は巡り巡って全ての人に関係するのだが。 【号外】日経平均急落4451円安 下げ幅、ブラックマンデー超え過去最大https://t.co/OWfi5fVEVl 米景気後退の警戒感が出るなか、海外の機関投資家やヘッジファンド、個人投資家など市場参加者全員が売りへ傾斜。下落率でも歴代2番目になりました。 pic.twitter.com/aPoQNkXpDB — 日経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) 2024年8月5日 こんな時はどうするか? きっと大きく二つに分かれるだろう。 こんな時のマニュアルはどうなってるんだと一生懸命マニュアルらしきものを探すが自分では考えない人と、非常時には自分で考えるしかないと考える人の二つに。 すがるマニュアルだって人それぞれだし、考えた結果どこに辿り着くかも人

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  • ガチャの壁 -  違う見方

    映画タイタニックは、主人公の二人ジャック(レオナルド・ディカプリオ)とローズ(ケイト・ウィンスレット)の恋愛映画として語り継がれている。 映画の大半は冬の寒く冷たい海が舞台なので夏に観ると清涼効果が感じられる、きっと猛暑にも効果があるだろうと観てみた。 これまで何度も観てきて、個人的には恋愛映画というよりもジェットコースターのような人生物語だと感じていた。 久しぶりに観ると、これまでには感じなかったことを感じた。 主人公の二人は今風に言うところの『親ガチャ』で大ハズレの人生を送ってる途上で出会いそこから物語が始まっていたのだ。 ジャックは、出航直前に博打で乗船券を手に入れた、来乗るべくして乗った身分ではなく、実際に出自も不明だしその記録や届けも出されているかどうかも怪しいという人物。 当然親が誰なのかもよく分からないのかもしれない、究極の親ガチャのハズレだったかもしれないが、もしそうだっ

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  • 増殖するコンテンツ -  違う見方

    倍速視聴がタイパ(タイムパフォーマンス)という効率のために行うものとして存在感を現したのが2022年頃から、鑑賞スタイルとして賛否は分かれるが、過去に何度かブームになった速読と共通するように感じた。 表面的な共通点は時間効率の良さだ。 映画やドラマを倍速再生し短時間で見終えたり、を短時間で読み終えられれば、浮いた時間を別のことに当てられるという共通点。 この時間効率の追求は理屈では効率的でも質が伴うとは思えないという人も多い。 速読に関しては、いつの頃からかの購入は実際には書棚に飾ったり写真に撮るためで、は読まずにネット上のそののあらすじや要約を載せたサイトに目を通すことでを読んだ体を装うというスタイルに変化している。 一体何のためにそんなことをするのか、そんなことをして果たして効果はどうなのか? インターネットの登場やPCやスマホの普及のせいだと思い込んでいるがそれよりずっと以

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  • 情報は全てインフォマーシャルに -  違う見方

    『情報』という漢字二文字と組み合わせて使われる漢字二文字には以下のようなものがある。 処理 提供 交換 収集 分析 管理 発信 共有 検索 保存 などなど。 さて、現代では情報のフリをした広告宣伝が増えている、いやそればかりになっている。 だから呼び名も付いている、インフォマーシャルだ。 テレビやスマホなどディスプレイ越しに見てるスポーツ中継でもどうかするとプレーよりもフィールドや観客席に設置されてる広告宣伝の方が目に付いたりする。 そこでChatGPTに教えてもらった。 インフォマーシャルの歴史 初期の背景(1980年代以前): 1980年代以前のテレビ広告は、通常30秒から1分程度の短いスポット広告が主流でした。しかし、特定の商品やサービスをより詳しく説明したいという需要は存在していました。 1980年代の誕生と発展: インフォマーシャルは1980年代初頭にアメリカで登場しました。この

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  • 論点 -  違う見方

    序盤のパリオリンピックに関して日では、メダルの獲得以上に印象に残っているのが金メダルを期待されながら2回戦で負けた阿部詩のことだと感じる。 対戦相手は世界ランク1位の選手だから格下の相手に負けたわけではないので意外なことが起きたわけではない。 意外でありかつ話題や論点となるのは、負けた後で人目も憚らず大号泣したことだ。 実は複数の論点があったのだが、その号泣を見た人の多くは自分の中での最も大きな論点しか見えてなかっただろう。 わたしは、コーチに抱かれてへたりこんで泣き崩れるその姿をカメラマンが特に最前列にいた日人らしきカメラマンがうすら笑いとすら見える表情を浮かべて撮影していた姿だった。 Twitterではわたしと同じように感じた人も多かったようだが、それと同じくらいかそれ以上に多そうだと感じたのは、泣き崩れるなら裏手に引っ込んでからにしろというものだった。 また、カメラマンとしてその

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  • 負けに不思議の負けなし -  違う見方

    パリオリンピックが始まって早々に次のような見出しが踊っていた。 【パリ五輪】第2日まとめ…日勢にまさか続出 はりひな敗退、男子バレー、男子柔道などの敗戦相次ぐ 個人的にも張早田の卓球混合ダブルスが金メダルを獲ることはあっても一回戦で敗退するなんて意外だった。 しかし、こんな時だからこそ思い出すのが故野村克也さんのことばである『勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし』だ。 不思議な負けだと思ってする反省や対策と、負けるべくして負けたと思いする反省や対策はまるで違うはず。 勝ちに不思議の勝ちありや負けに不思議の負けなしは、大舞台で起きるというよりもありふれた日常でこそ起きる。 それも極めて個人的なことで他人と競い合ってすらないことでこそ重要な意味を持つはず。 健康や生活習慣に関してこそ跳ね返ってくる負けの影響は甚大だ。 しかし、多くの人は『どうして自分だけが』と嘆くばかりだ。 頑張

    負けに不思議の負けなし -  違う見方
  • 扇状地の呪い -  違う見方

    ずっと昔の話、記憶の中では小学生の頃の話だが、もしかしたら中学生の頃だったかもしれない。 社会の授業で教わった扇状地の話。 山間を抜けた急流の川が平地に入ると川沿いに扇状の地形が形成される、それが扇状地。 そういう地形では、川の氾濫がしばしば起きるので住宅には不向きで果樹園が向いていると教わった。 川が氾濫した年の収穫は落ちるが、氾濫によって上流の肥沃な土が運ばれるので翌年以降の収穫量は増えると教わった記憶がある。 子供心に共存共栄が感じられた。 この扇状地の話だけが妙に記憶に強く、一度じっくりと扇状地を見てみたいと思いながら数十年が経過したがいまだになるほどこれが扇状地かと思うような土地を目の当たりにしたことはない。 正確には、こういうところが来は扇状地なんだろうなと思う地形には何度も出くわしたが、脳内イメージの扇状地と重なるものはなかった。 理由は簡単で、どこもかしこも川の拡幅改修と

    扇状地の呪い -  違う見方
  • タフさはカネで買えない -  違う見方

    作家レイモンド・チャンドラーが主人公の私立探偵フィリップ・マーロウに言わせた名言が、 タフでなければ生きて行けない。 優しくなれなければ生きている資格がない。 レイモンド・チャンドラーは1959年に70歳で他界してるのでこのセリフは60年以上前のものになる。 1970年代の日映画のキャッチコピーで有名だった『狼は生きろ豚は死ね』は1960年の石原慎太郎の戯曲に由来するらしい。 1989年の栄養ドリンクのCMで一世を風靡したキャッチコピーが『24時間戦えますか』。 これらのことばは主に男性に向けられたもので、日でも世界でも男はタフで強いことが求められていたし、当時の人々はそのことに同意こそすれ違和感を感じることなどなかった。 その一方で映画『男はつらいよ』も大ヒットシリーズだったことを考えると、タフでありたいと思いながらもそうではない自分自身とのギャップも大きな隠れテーマだったのだ。 タ

    タフさはカネで買えない -  違う見方
  • 誤字や変換ミスという撒き餌 -  違う見方

    SNSやチャットアプリでのコミュニケーションが増えた結果、誤字や変換ミスなのかそれとも深い意味を秘めてるのか、余計なことを考える必要が増えている。 面白い記事があった、いや記事そのものは全く面白くないのだが。 ドラマは降ろされ、役所辞めろと言われ…窓辺に腰掛け、月を見ながら「俺は情けねえな」と呟いた(石田純一)  7/24(水) 見出しに含まれる役所が妙に気になって読んでしまった。 読むと役所は役者の誤変換だと分かり「ああ、やられたな」と思いながら、コメント欄に目を通すと、コメントを書いてる人の多くが役所に惹かれて記事を読んで怒りを感じていることが伝わった。 役所に惹かれた人は若い頃の石田純一さんを知る人で、「役所っていつの話だろう」と惹かれたのだ、石田純一さんへの興味や関心ではなく、自分の知識に無いことに対する興味や関心だったのだ、若くはない人に向けられた記事なのは明らか。 記事自体には

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