イスラエルがシリアの軍事施設を攻撃したとされることについて、シリアと軍事面で緊密な協力関係にある北朝鮮は「自主権の侵害だ」などとイスラエルを厳しく非難し、かつてイスラエルによるシリアの核施設への空爆で自国の関係者が死亡したとされることも踏まえて反発しているものとみられます。 内戦が続くシリアでは、5日、首都ダマスカスの郊外にある軍事施設で大規模な爆発が起き、シリア政府やアメリカなどのメディアは、イスラエルによるミサイル攻撃だったとしています。 これについて、シリアと緊密な軍事協力関係にある北朝鮮は7日、外務省談話を発表し、「シリアの自主権に対する重大な侵害であり、国際法を踏みにじるものだ」などとイスラエルを厳しく非難しました。 キム・ジョンウン第1書記は、先月、独立記念日を迎えたシリアのアサド大統領に祝電を送ったばかりで、武器や軍事技術の輸出先であるシリアを重視していることをうかがわせてい