大手コーヒーチェーンの「スターバックス」は、16日、ヨーロッパなどの事業を統括する本社を、オランダのアムステルダムからイギリスのロンドンに移転すると発表し、イギリスで法人税を適正に支払ってこなかったという批判をかわすねらいがあるものとみられます。 発表によりますと、スターバックスはヨーロッパと中東、それにアフリカの事業を統括する本社を、ことし中にオランダのアムステルダムからイギリスのロンドンに移転するとしています。 スターバックスは、イギリスで挙げた利益を、ブランド使用料などの名目でオランダなど税率の低い国に移すことで、法人税を適正に支払ってこなかったと批判されたことから、去年からイギリスで法人税を支払っています。 移転の理由について、スターバックスは「ヨーロッパ最大の市場であるイギリスに本社を置くことは、成功するために重要だ」と説明していますが、移転後はイギリスでの納税額が増える見通しだ
inside 産業界・企業を取り巻くニュースの深層を掘り下げて独自取材。『週刊ダイヤモンド』の機動力を活かした的確でホットな情報が満載。 バックナンバー一覧 地中海と紅海をつなぐスエズ運河が3年連続の通行料の値上げに踏み切る。2012年に3%、13年に5%値上げしており、これに続くものだ。今回の値上げも3~5%とみられており、結果、11年時と比較すると1割近いコストアップとなる。 スエズ運河の通行料は、例えばLNG(液化天然ガス)船であれば1隻1回につき5000万円かかる。1年間に日本の海運会社がスエズ運河に支払う通行料の総額は400億円に上るというから、「値上げは頭が痛い」(朝倉次郎・日本船主協会会長、川崎汽船社長)話だ。 スエズ運河を管理・運営しているのは、エジプトのスエズ運河庁。過去2回と同様に今回の値上げも海運会社に対する事前アナウンスはなく、2月1日に突如としてスエズ運河庁のホー
inside 産業界・企業を取り巻くニュースの深層を掘り下げて独自取材。『週刊ダイヤモンド』の機動力を活かした的確でホットな情報が満載。 バックナンバー一覧 マルハニチログループのアクリフーズ群馬工場で製造した冷凍食品から農薬が検出された問題は、1月25日に従業員の男が逮捕され、久代敏男・マルハニチロホールディングス社長らが引責辞任を発表するなど新たな展開を見せた。容疑者は逮捕されたものの、具体的な混入経路や動機などはまだ明らかになっていない。 回収対象品目640万点のうち、1月21日時点で85.9%が回収された。厚生労働省によると、商品との因果関係はいずれも不明ながら、該当商品を食べたことによる健康被害が疑われるとして各自治体が公表した事例が2799人に上った。 マルハニチロHDは回収費用35億円の計上や事件に伴う減産などで、14年3月期決算を当期利益で予想比35%減となる下方修正を発表
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