巨人が8日の記者会見で配布した文書によって、高木京介投手(26)の球団の聴取に対する供述内容が明らかになった。野球賭博関与への発端から、事実であると認めるまでの経緯が詳細に記されている。 (1)高木は2014年4月下旬の試合前に笠原から野球賭博をもちかけられ、軽い気持ちで賭けをすることにした。高木は、どの試合にいくら賭けたかをはっきり記憶していないが、笠原が賭けた試合に乗っかる形で1試合に10万円~15万円ずつ賭けることにし、笠原に頼んだ。笠原が賭けをしている相手については、Bという人物であると知らされたが、この時は会ったことはなかった。笠原は高木の賭ける試合を自分の携帯からBに送っていた。 (2)その後、高木は5月上旬までの間に3~4回、計8~9試合を対象に賭けをしたが、総額で50~60万円も負けたため、それ以降、野球を対象にした賭けをするのはやめた。 (3)高木が野球賭博をやめた