2014年に起きた軍事クーデターからの民政復帰に向けた3月24日のタイ総選挙(下院選、定数500)で、ワチラロンコン国王は8日夜、復権を目指すタクシン元首相派が国王の姉のウボンラット王女(67)を次期首相候補に擁立したことについて「不適切だ」と反対を表明した。王女擁立はタイ社会に大きな影響力を持つ王室関係者を政治に巻き込む奇策だったが、総選挙の行方は一段と混迷を深めている。国家維持党による選挙
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2014年に起きた軍事クーデターからの民政復帰に向けた3月24日のタイ総選挙(下院選、定数500)で、ワチラロンコン国王は8日夜、復権を目指すタクシン元首相派が国王の姉のウボンラット王女(67)を次期首相候補に擁立したことについて「不適切だ」と反対を表明した。王女擁立はタイ社会に大きな影響力を持つ王室関係者を政治に巻き込む奇策だったが、総選挙の行方は一段と混迷を深めている。国家維持党による選挙
【バンコク=小谷洋司】3月24日のタイの総選挙で復権を目指すタクシン元首相派のタイ国家維持党は9日、ウボンラット王女(67)の首相候補への擁立を断念した。弟のワチラロンコン国王の反対声明を受け「御意に従う」と表明した。異例の王族の擁立で巻き返しを狙ったが、わずか1日で撤回に追い込まれた。親軍政の保守勢力は王室の政治利用を試みたとしてタクシン派への批判を強めている。国家維持党は9日の声明で「謹ん
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