東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの株価は2日、2015年3月の株式分割以来の高値を付けたあと反落、一時2%安の1万2485円まで売られた。入園者増を好感した買いは続かず、今後の人件費拡大を懸念する動きに変わった。 同社は1日、東京ディズニーランド、ディズニーシー合計の2018年度入園者数が、速報値で過去最高の3256万人(前年度比8.2%増)に達したと発表。東京ディズニーリゾート開園35周年を記念したパレードなど新規コンテンツの導入や、季節に応じたイベント、人気アトラクションである「イッツ・ア・スモールワールド」のリニューアルが奏功したとしている。 みずほ証券の小山武史シニアアナリストはリポートで、インバウンドによる底上げもプラス材料だったが入園者数は想定通りとし、好材料が出尽くして反動減のリスクを伴う局面へと転換していく恐れもあると指摘。ただ、35周年記念と株式市場から
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