北國新聞社説より「必須科目教えず ルール無視にもほどがある」 富山県立高岡南高校で、必修とされている世界史の授業を実施していなかった問題が、全国的に意外なほどの広がりを見せていることに、あ然とさせられる。 新たに履修不足が発覚した高校は、全国で六十校以上に上り、石川県では星稜高校の三年生全員が世界史にとどまらず、音楽や保健など受験に無関係な多くの必修科目を履修させていなかった。 このままでは三年生全員が卒業できず、補習授業を集中的に行う必要があるという。高岡南高校より深刻なケースである。 高岡南高校は受験に必要な科目に絞って勉強したいとの生徒の要望を受け入れたと説明しているが、これは学校側の言い訳でしかあるまい。 星稜高校は受験勉強をさせるためだったことを認めており、県に対して誤った報告をしていた。 北國新聞の社説では意見が言えるから一番踏み込んだ報道になっているように感じます。 新聞各紙