グロービアインターナショナルは、組み立て製造業向けERPパッケージ(統合業務パッケージ)の新版「glovia.com v9」を発表した。前版のv7からアーキテクチャを一新。データ構造を見直したほか、GUIも新しく開発。このほか、自社開発のシステムや、他社のERPパッケージとデータを連携しやすいように「製造サービスプラットフォーム」と呼ぶ新機能を提供した。「モジュールの追加はないが、製造現場の業務の実態に合わせた改良を重ねた」と田村元バイスプレジデントは説明する。 その代表例が、MRP(資材所要量計画)を日単位から15分単位で実行できるようにしたことだ。田村バイスプレジデントは、「分単位で動く製造業の業務実態に合わせた。現状の製造業で日単位で生産計画を立案している企業はほとんどないにもかかわらず、これまではシステムが日単位でしか生産計画を立案していたため、システムと業務が分断していた」と説明
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