地域の住民が中心となって地域の安全、防犯に取り組む試みが始まっている。防犯、安全に対する意識が高まっており、特に子どもの安全を確保するための新たな試みが行われている。 NTTデータが2005年度に横浜市青葉区で行った「アイ・セイフティ」に関する実験は、子どもの安全を確保するための先進的な取り組みとして注目されている。実験は2回にわたって行われ、第1ステップの2005年4月から7月には「子ども見守りサービス」、第2ステップの2005年12月から2006年3月には子ども見守りサービスと並行して「交通安全サービス」の実証実験も行われた。アイ・セイフティの実験を企画、実行したNTTデータ、ビジネスイノベーション本部ビジネス推進部ビジネス推進担当シニア・スペシャリストの堀間利彦氏は、次のように説明する。 「今回の実験では、『自分たちの子どもを協力して守っていこう』と考える人のネットワークを作りたかっ