https://anond.hatelabo.jp/20231205084658 ラムダ教の教義はただひとつ以下の通り 「ラムダ教の教徒は自身にとっての教義・戒律を自ら定めることができる」 つまり手順としてはこのようになる 1. ラムダ教徒になる 2. 「飲み会に参加してはならない」という戒律を定める 3. 宗教上の理由を口実に飲み会を断る
長めのうつ 月に一度の通院をして会社に戻る途中のことだった。おれはあまり行かないコンビニでコーヒーを飲むことにした。 おれは病院と薬局に行くと、なにか嫌だということもないのに、不思議と力を吸い取られたようになってしまう。そこでコンビニのコーヒーくらいの贅沢は自分に許す。 レジにいたのは小柄な外国人女性だった。名札にはミャーミャーだかモーモーだか、そんな名前が書かれていた。これは彼女の本名なのだろうか、ちかごろ流行りのコンビニ従業員用ニックネームだろうか。それとも、彼女自身のニックネームなのだろうか。 「サイズは?」 「Lで」 「L」と書かれたカップを手渡された。おれはスマートフォンで「L」の金を払った。コーヒーマシンで、「L」のボタンを押した。しばらく待って注ぎ終わった。 おれはおどろいた。コーヒーのカップのふちぎりぎりまで注がれていたからだ。こぼれそうじゃないか。 おれは「L」用のふたを
ストーリー 理不尽な世の中の代弁者として、時代の寵児となったジョーカー(ホアキン・フェニックス)。彼の前に突然現れた謎の女リー(レディー・ガガ)とともに、狂乱が世界へ伝播していく。孤独で心優しかった男の暴走の行方とは?誰もが一夜にして祭り上げられるこの世界――彼は悪のカリスマなのか、ただの人間なのか?衝撃のラストに備えよ。 2024年映画館での鑑賞15作目。 休日の夕方からの回を鑑賞。観客は20人くらいでした。 wwws.warnerbros.co.jp 前作『ジョーカー』は、ホアキン・ファニックスさんの壮絶な演技もあって、「伝説的な作品」となりました。 この映画に影響された人々が反社会的な騒動を起こすのでは、と不安視もされ、それがまた人々の興味を煽り、作品の評価も高く、興行成績も良かったのです。 僕も観て、なんだかうまく感想を書けなかったのを思い出します。 fujipon.hatenad
(追記) この記事が注目エントリにあったことで、自分の書いたものにたくさんコメントがついていることが分かった ↓ https://anond.hatelabo.jp/20241009124040 いやそのとおりだよなー、と思います。 ちょっと話が変わるけど、 子育てのいいところは子供の頃の追体験ができること(例えば、もう一度、運動会や部活の大会などに参加することができて楽しい)という人がいるんだけど、私は完全に逆で、もう二度と関わらなくていいと思っていた世界に再び関わらなくてはならなくなった、ということで日々げんなりしているタイプです。親になる資格ないと言われると、まあそうだなあと思う。 まあ、それはおいておいて、 今回のことだけど、やっぱり私も「クズ」が引っかかった。これが、バカとかノロマとかなら、そんなに気にしなかったと思う。 娘は「クズ」がかなりヒドイ言葉だとは認識してない可能性があ
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:「熱さまシート」になるのはどれだ(デジタルリマスター)
p-shirokuma.hatenadiary.com 先週、怒鳴り声がどんどん社会のなかでストレスフルなものとみなされるようになり、他人に害をなすものとして浮かび上がってくる話をした。昭和時代には怒鳴り声、ひいては大きな声が溢れていたが、令和時代の日本社会はそうではない。令和の日本人は、自分が怒鳴られると大きなストレスを自覚するのはもちろん、ただ怒鳴り声が聞こえただけで大きなストレスを自覚する。 だが、振り返って考えてみると、怒鳴り声だけがストレス源として社会のなかで浮かび上がっているわけではない。およそストレス源となりそうな感情表出ならなんでも、交感神経を亢進させる感情表出ならなんでも、忌むべきストレス源とみなされ、できるだけそれをなくすよう、なくせなければ迷惑であり危害であり排除すべきもののように扱われる。 たとえば泣き声などもそうだ。職場では、怒鳴っている人が浮かび上がるだけでなく
ホーム ニュース オンラインソーシャルゲームでの“暴言ボイスチャット”がある施策で激減したとの報告。悪質度検知AIと“お口チャックの刑”のあわせ技 オンラインマルチプレイ型のゲームにおいて、たびたびプレイヤーや開発者を悩ませる、ボイスチャットにおける暴言(toxic)。ソーシャルゲームプラットフォームである『Rec Room』においては、とある方法でゲーム内における暴言を約70%も削減させることに成功したという。そんな『Rec Room』がおこなった施策について、海外メディアGamesBeatが報じている。 『Rec Room』は、Rec Room社によって提供されているソーシャルゲームプラットフォームだ。PC、コンソール、スマートフォンやVR機器など幅広いプラットフォーム向けに展開されており、クロスプレイにも対応している。同作ではカスタマイズ可能なアバターを作成し、他のプレイヤーと同じ空
anond.hatelabo.jp 「こんな生活で、生きている意味、あるのかなあ……」と僕もずっと思いながら、40代を過ごし、もう50歳も過ぎてしまいました。 なんというか、ずっと、異世界転生できなかった「なろう小説」の主人公みたいな感じです。 若い頃の自分が、こんな未来を知ったら、きっと絶望したと思う。 振り返ってみると、僕は若い頃からずっと絶望し続けていて、その都度、テレビゲームやマイコンに出会ったり、ネットでものを書いたり、家族ができたりして、なんとかここまで続けてきただけなのかもしれません。 能動的に「生きる意味」を感じていたというよりは、生きていればときどき良いこともあったので、積極的に死を選ぶほどの衝動が起きなかった。 正直、30代くらいまでは、目の前の仕事や「やらなければならないこと」をやり過ごすのに精一杯で、「生きる意味」とか、あまり考えたこともなかったのです。生きる意味よ
「たまに取り出せる褒め」 ふとした時に懐から取り出して、にんまりと心を温める、誰かに褒められた記憶のストック。 そんな記憶は他人のものでも、どういうわけか嬉しくなってしまうものなのである。 ※この特集はご応募いただいた「褒められたエピソード」を漫画にしたものです。 たまに取り出せる褒め 陽億さんの場合 【作者よりコメント】 学校にはいろいろな人がいて、それぞれがそれぞれの楽しさを持って過ごしているということを感じると、なにかほっとする部分があります。 外で遊ぶ子、教室でボーっとする子、図書室で過ごす子。はたまた学校に来ない子も。 あの子はあんまり楽しくなさそうだな、などと中途半端に年を重ねた頃、勝手に他人を評価していたような気がします。 誰かの楽しさを、勝手に推し量るとはなんと野暮な事なのだろうと、こういったいろいろな人の話を聞くと思うようになりました。 しかし誰もが、自分の好きなもの、楽
日々多くのタスクに追われるビジネスパーソンにとって、「24時間をどう使うか」はスキル・キャリアアップのための重点テーマです。業務効率化しながら自己研鑽の時間を捻出する方法について、普段から考えを巡らせている人も多いでしょう。 会社員のかたわら、漫画家として商業誌への連載を続けてきたピエール手塚さんも、時間の上手な使い方を徹底して模索してきた一人。会社では管理職としてマネジメント業務もこなしながら、スキマ時間を漫画制作にあてることで、月2回連載を継続しています。そこには時間を作り出すためのさまざまな工夫がありました。 今回はそんな手塚さんに、日々の時間の使い方はもちろん、手の動いていない時間を減らす方法、やる気が出ない時のマインドセットなど、時間をうまく使うためのテクニックや極意を学びます。 ピエール手塚さん。会社員、漫画家。30代で漫画を描き始め、同人誌即売会に出展。同人誌『ねえママ あな
2024年8月、日経文庫は創刊70周年を迎えました。その長い歴史の中で、日経文庫は数々のロングセラーや専門分野の名著を生み出しています。そこで、日経文庫の平井修一編集長に、さまざまなテーマでおすすめの日経文庫を解説してもらいました。今回は、20年、60年…と何十年も売れ続けているロングセラー11冊について。聞き手は、日経BOOKプラス編集・副編集長の小谷雅俊。 日経BOOKプラス編集・副編集長・小谷雅俊(以下、小谷) 今年、日経文庫は創刊70周年を迎えます。70年前というと1954年。日本史年表を見ると吉田茂内閣最後の年で、ゴジラ映画の第1作が公開された年です。これから高度成長期が始まるという時期ですね。改めて、その長い歴史を感じます。 平井修一編集長(以下、平井) 本当ですね。最初に出たのは『手形の常識』という本でした。実務的な内容の本が多いという傾向は、現代にも引き継がれていますね。こ
301回 『小山田圭吾 炎上の「嘘」 』を読んだ 2024年7月、パリオリンピック開催を目前とした時期、中原一歩氏による『小山田圭吾 炎上の「嘘」 東京五輪騒動の知られざる真相』(文藝春秋)が世に出された。 3年前の東京オリンピック。20数年前の2つの記事、『ロッキンオン・ジャパン』1994年1月号(株式会社ロッキング・オン)でのインタビュー、『クイック・ジャパン』第3号(太田出版)(95年8月発行)の『村上清のいじめ紀行』という記事に掲載されたインタビューという、いじめ加害者としての体験を露悪的に面白おかしく語るようなインタビュー記事の存在が炎上し、オリンピック開会式の音楽担当だった小山田圭吾氏が辞任することになった。いや、正確にはその記事をもとにネット上で改変された情報が生まれ、それをもとにと言ったほうがいいだろう。辞任後もSNSでは激しいバッシングは続き、関わっていた多くのメディア関
会社で係長的なポジションになって3年近くが経った。先日、副係長というか職長的なポジションが新たに設けられ、30歳前後のメンバーが就いた。折を見て彼らに伝える機会があるかもしれないし、3年やってみた知見を自分の中で一度整理しておきたいと思った。(大手メーカーの製造側に近い部門で働いている、という前提がある。) 自分が苦しくならないようにする 究極的には本人が自分でスタイルを確立するしかない。 「こうした方がより良い」と思って行動変容しても、それで自分が苦しくなるなら続けられない。 どうせ正解の型が一意に決まるわけではないし、仮に正解の型があっても自分を完全にはめ込むこともできない。 「自分がやれるようにやるだけ」くらいに思っている方が精神衛生に良い。それで不適格ならしょうがない。 一方で「より良い方法」に寄せる努力も必要で、その間のバランスが必要になる。 例えば自分自身は、人付き合いがすごく
むかし、「35歳を過ぎると、急に頑張らなくなる」という話を書きました。 「中年の危機」です。 なぜ35歳を超えると頑張らなくなるのか。それはロールプレイングゲームの終盤と同じだから。 私の世代であれば、ドラゴンクエストや、ファイナルファンタジーといったRPGに熱中した方も多いだろう。 だが、私は「最後までやりきったゲーム」が異常に少ない。 なぜなら、いつもラストダンジョンになると、やる気を失ってしまうからだ。 序盤はとても面白い。自分が強くなる実感が得られるし、新しい世界が次々に広がっていく。 ところが、中盤を経て、終盤になると、とたんにゲームはつまらなくなる。 作業的なレベル上げ。 探検しつくされた世界。 有り余るお金。 そうだ。 操作するキャラクターは強くなっているはずなのに、そこには「可能性」が無くなっているのである。 キャラクターが育ち、謎がとけ、世界の広がる可能性だ。 「可能性」
ホラーのプロが選んだ「本当に怖いベスト20」が紹介されている。 ホラーのプロとは、ホラー作家だったり編集者だったり、海外ホラーの翻訳家だったりホラー大好きな書店員だったりする。ベスト20のラインナップを見る限り、相当の目利きであることが分かる。 これがtwitterの人気投票だと、どうしても「売れてるホラー」に偏る。ベストセラーとは普段読まない人が買うからベストセラーになるのだから仕方がないのだが、どこかで見たリストになってしまう。 「売れてる」要素も押さえつつ、なぜそれが怖いのか、どうしてそれが「いま」なのかといった切り口も併せて説明しているので、流行に疎い私には重宝する一冊だった。 いまのホラーはモキュメンタリー(Mockumentary)が一大潮流だという。実際には存在しないものや、架空の出来事を、ドキュメンタリー形式で描くジャンルだ。実話系怪談や、ファウンド・フッテージ(撮影された
2011年7月15日にオープンしたノンフィクション書評サイトHONZ。本日2024年7月15日をもちまして13年間のサイト運営に終止符を打つこととなりました。 2011年の東日本大震災から、記憶に新しいコロナ禍まで。はたまたFacebookの時代からChatGPTの到来まで。その間に紹介してきた記事の総数は6105本。 発売3ヶ月以内の新刊ノンフィクションという条件のもと、数々のおすすめ本を紹介する中で、様々な出会いに恵まれました。信じられないような登場人物たち、それを軽やかなエンターテイメントのように伝える著者の方たち、その裏側で悪戦苦闘を繰り広げていたであろう版元や翻訳者の皆さま。さらに読者へ届ける取次会社や書店員の皆さま、そしてHONZを愛してくださったすべての皆さま、本当にありがとうございました。 サイトを閉じることになった理由に、明快なものは特にありません。こんなサイトがあったら
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