ニートだとか、ひきこもりだとか、最近の若いやつは働きもしないで。どういうことなんだ? 一部の個人的なつながりを超えて、彼ら/彼女らと出会うことがないひとで、特に年配層からとてもよく言われる言葉です。日本は一定の年齢になると働いていることが当たり前であり、働いていないことは社会の一員ですらないような風潮があります。春になるとスーツに実を固めた若者の映像と共に「新社会人」といった言葉が溢れます。 でも、よく考えると私たちは生まれたときから社会の一員であり、働くことで初めて社会人になるわけではありません。企業に就職した場合だと、会社人にはなりますが、働いているかどうかが社会人要件ではないはずです。 出典:平成25年度版子ども・若者白書 厚生労働省では、15歳から34歳の非労働力人口のうち、通学、家事を行っていない者を「若年無業者」と定義付けています。 15歳から39歳(昨今は15歳から39歳まで