全日空は10日、「ANAマイレージクラブ」で会員がためたマイルが、不正に米アップル社の「iTunesストア」で使えるポイントに交換されていた、と発表した。9人で計約65万円分のマイルが奪われた可能性があるという。 同社によると、9日以降、会員4人から「覚えのない交換履歴がある」と連絡があり、調査したところ他5人の被害を確認した。不正アクセスとみられ、当面は交換を中止するとともに、不正取得されたポイントを使えなくするようアップル側に依頼。利用者にはパスワードの変更を呼びかけている。
全日空は10日、「ANAマイレージクラブ」で会員がためたマイルが、不正に米アップル社の「iTunesストア」で使えるポイントに交換されていた、と発表した。9人で計約65万円分のマイルが奪われた可能性があるという。 同社によると、9日以降、会員4人から「覚えのない交換履歴がある」と連絡があり、調査したところ他5人の被害を確認した。不正アクセスとみられ、当面は交換を中止するとともに、不正取得されたポイントを使えなくするようアップル側に依頼。利用者にはパスワードの変更を呼びかけている。
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 飛行機に乗らないのにマイルをためることで旅行や買い物を楽しむ人、いわゆる陸(おか)マイラーに厳しい冬が訪れている。陸マイラーのお得な生活を支えてきたのが、クレジットカードや電子マネーを利用するたびに付与されるポイントだ。そのポイントに一気に見直し機運が高まっている。 チャージポイントも中止 1000円の買い物でたまった1ポイントを全日本空輸(ANA)の10マイルに換えることができたのに、それがわずか3マイルに──。2008年4月にポイント制度を大きく見直すのはクレジットカード大手の三井住友カードだ。 年間6300円のマイル移行手数料は無料になるが、マイルに対するポイントの価値が下がり、なかなか積み上がらなくなる。お得感は、大きく後退してしまう
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 海外で長く暮らしていると一層感じられることが、かつては日本の旅館や小料理屋、そして街の商店の至る所に溢れていた「おもてなしの心」が、ここ最近退化し始めていることだ。 航空会社やホテルなど接客がビジネスの要と言えるような業界でも、かつてのような心の通った接遇は期待できなくなった。マイレージやメンバーシップ・プログラムは顧客満足度を向上するためのものと会社側は位置づけるが、「客単価を向上させる」もしくは「集客効率を向上させる」ためのものであって、顧客を心からもてなすものではない。場合によっては、乱暴な表現になってしまうが「客をむしるツール」に見えてしまう。 無料航空券はございません、が機内は空席ばかり 例えば、ある日本の航空会社の場合、貯まったマ
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 顧客の囲い込みなどマーケティング上の効果を狙って、航空会社や家電量販店がマイレージやポイントを発行するようになってから久しい。これらのマイレージやポイントは、当初は自社のサービスでの利用に限られていたが昨今は、他社が展開するポイントサービスや日本では「エディ」「スイカ」といったいわゆる電子マネーに交換が可能になるなど、より利便性の増したものになっている。 こうしたポイントサービスやマイレージプログラムは、今や消費者にとっては普段の生活で当たり前の存在になっており、また企業にとっても収益力の強化に欠かせないツールになっている。だが同時に、無計画なポイントやマイレージの発行はその後の企業の財政上の負担となり、収益力の強化よりも、むしろ収益性を悪化
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