【AFP=時事】2018年に起きたライオン航空(Lion Air)機墜落事故の原因について、米紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)は22日、インドネシア当局の調査報告が、米航空機大手ボーイング(Boeing)737MAX型機の設計上の問題と監督機関の過失に言及していると報じた。報告書はその他、パイロットの操縦ミスやメンテナンス上の問題も指摘しているという。 【図解】2度の墜落事故を起こしたボーイング737MAX8型機 昨年10月、ライオン航空の737MAX型機はインドネシア首都ジャカルタを離陸直後に墜落。189人が死亡した。同紙によると、この墜落事故に関する調査報告書は11月上旬に正式発表される。 737MAX型機をめぐっては、今年3月にもエチオピア航空(Ethiopian Airlines)の同型機が首都アディスアベバを離陸後に墜落し157人が死亡す