お知らせ 2023年1月より病気療養しておりましたが、同年12月15日に脳腫瘍により逝去しましたことをご報告いたします。 長い間TigerAceの不安倶楽部をご愛読いただき本当にありがとうございました。
2月の後半、産経新聞朝の詩編集部から電話があった。 ぼくの作品が掲載されるという。 選者が日本の代表的な詩人・新川和江から「野菜畑のソクラテス」の八木幹夫に代わってからは、昨年6月の「すみれ」以来のこと。 選者交代から2年半、最初は様子見で、数篇投稿したが、感触は良くなかった。 なんか、ソリが合わないというか、しっくりこないものを感じていた。 これほど、いい詩を書いても載せないつもりかと、心中穏やかではなかった。 それに、実際掲載されているのは、そこいらの普通のおっちゃん、おばちゃんの作文未満の文章で、酷すぎるなあと思った。(一部例外はあったが)。 そういう感想を持ったのは、ぼくだけではないはずだ。 ぼくは、どちらかというと、虚構であっても美しい、命の儚さ、人間の再生、日常の中の非日常などドラマ性の色濃い作品を書いて新川和江に認められ、新川和江も、ぼくにはそれを求めていた。 だから、産経に
https://seasidepark.maishima.com/nemophila/ こんなヘンコツなぼくにだって、大切な友人はいる。 めったなことでは心を開かないぼくの、数少ない友人のひとりのことである。 彼は今、難病と闘っている。命に関わる難病である。 彼とは、中学時代からの友人で、同じクラスになるまで、休み時間中にトイレでよく会った。ぼくは、心因的未病状態で一時間に一度はトイレに走り、彼は鼻をかみにやってくる。そこで、アイドルの話、推理クイズの答え合わせなどして気が合った。 彼は進学校にスイスイと進学する。彼は、秀才どころか天才だった。 授業以外にはほとんど受験勉強などしていない。 で、大学は国立のK大に、当たり前のように合格している。 彼は、そういう苦労や努力という汗臭さを感じさせず、参考書の代わりに星新一や小松左京の小説を読んでいたので、天才だといっている。 その後は、製薬会社
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