私見ですが、「母」=無条件で自分を受容して甘やかしてくれる、男にとって「都合のいい女」の事かなと思っています。 ララァは幼いころ娼館に売られ、客を取らされていたところをガルマの件で左遷され、憂さ晴らしに悪所通いしていたシャアに見出され、彼が大金を積んで引き取った、という設定があります。 つまりララァにとって男とは「略奪者」であり、「守ってくれる存在」ではありません。 だからララァはシャアに何も期待せず、自分を明日をも知れぬ生活から助けてくれたシャアの心を理解し、彼の為に生きようとします。 これを「彼女がニュータイプだから自分を分かってくれた」と誤解し、「分かり合えないオールドタイプの抹殺」にまで飛躍したしまったのがシャアの悲劇です。 自分に完璧な「指導者」や「父親」を求めるナナイやクエスでは駄目だと。 男と女ってのは基本的に分かり合えないから面白く、溝を埋めようと努力するもんですが、何の取