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ブックマーク / bunkaonline.jp (4)

  • 鳥山明死去:ロマン優光連載282

    「『ドラゴンボール』で好きなのはラディッツ来襲からベジータとナッパ敗退までの一連の流れなんだけど、戦士たちがなすすべもなく敗れていくとこがすごくハードで絶望感があったし、悲しくなったよね。あの可愛い餃子があんな死に方をしたり、天津飯が一矢報いることもできなかったり。サイヤ人編、ほんとに怖かったな」 というようなことを友達と話していたのだが、 「ピッコロ大魔王編でクリリンが殺されたり、当時最強の一角を占めていた亀仙人が死んだ時だって、十分絶望感あったし、悲しかったよ! あんたはクリリンや亀仙人に興味がないから平気だったんだろ! さっきから聞いていれば天津飯と餃子の話ばかり。あんたは単なる鶴仙流だよ!」 と言われたのだが、確かに私は天さんと餃子が好きなだけだし、「さよなら、天さん…」のところを思い出すたびに切なくなるのが好きなだけの人間かもしれない。 亀仙人が「もうちっとだけ続くんじゃ」と言っ

    鳥山明死去:ロマン優光連載282
  • 百田夏菜子さん、ご結婚おめでとうございます:ロマン優光連載274

    274回 百田夏菜子さん、ご結婚おめでとうございます 年末年始と災害、事故、事件などの気がめいるようなニュースが多くて精神的にまいり気味だったのだが、そんな中、久々に心から喜ばしいと感じられるニュースが突然飛び込んできた。 それはもちろん細川たかしさんの再婚の報告…ではなく、ももいろクローバーZの百田夏菜子さんと KinKi Kidsの堂剛さんとの結婚報告だ。 いや、細川さんの再婚がめでたくないわけではないのだが、自分は人生の一時期ももいろクローバーにのめり込んでいた時期があるわけで、百田さんの結婚の話のほうをしたくなってしまうのは仕方ないので、そこは許してほしい。 2010年から2011年の一時期、行ける限りのももクロの現場に通っていたことがある。そのころのももクロの活動はインストアでのライブが中心で週末に東京周辺のショッピングモールやデパートに通うような日々が続いていた。行けない日は

    百田夏菜子さん、ご結婚おめでとうございます:ロマン優光連載274
  • 柴田英里寄稿 フェミニズムにとって性行為や性表現は忌むべき存在なのか

    インターネット上で、フェミニストをめぐる騒動が頻繁に起きている。そういった騒動を見ていると、フェミニズムは男性性を嫌悪し、性表現を有害なものとする思想とも見えてしまう。実際のところフェミニズムとは何か。フェミニストである柴田英里氏がフェミニズムの歴史を紐解き、現在の“フェミニズム”を解説する。 Colabo問題を読み解... 第一波~第四波の論争の変遷 以下、第一波から現在までの大まかな流れと、現在のフェミニズムが抱える問題を提示していく。 〈第一波における性的「行動/表現物」の論争〉 第一波フェミニズムの時期(1860年代~1920年代)は、テレビ放送開始以前であり(ラジオ放送開始は1925年)、即時的に情報を伝達するマス・メディアの環境は存在しなかった。そのため、性的「表現物」に関する大きな論争はない。 第一波の日フェミニストが関心を持った性的「行動」は、主に「堕胎罪」、「母性保護

    柴田英里寄稿 フェミニズムにとって性行為や性表現は忌むべき存在なのか
  • 「ぶつかりおじさん」の話と『アンチマン』の話:ロマン優光連載243

    編集氏から「今回、Twitterで話題になってるぶつかりおじさんについてどうですか?」とメールが。以前からたびたびネット上で話題になっている、駅の構内などで、わざと女性にぶつかりにいくという成人男性のことだ。その動機について考察されたり、その実在について取り沙汰されているが、実際どうなのだろう。 自分のよく利用する駅の動く歩道は通勤時間帯は止まって乗ってる人と歩いていく人が混在している(いいかわるいかはともかく現状はこれだ)のだが、止まってる人は東京のエスカレーターと同じように左側によって立っていて、右側と人が立ってないスペースを利用して歩く人は歩いている。人が横を通って歩いていくのに十分なスペースが空いているのにもかかわらず、動く歩道の真ん中よりの方をわざわざ歩いて、前に立っている人、歩いている人を追い抜かす際にぶつかっている男性たちを週1、2回くらいは見る。女性には躊躇なくぶつかるのに

    「ぶつかりおじさん」の話と『アンチマン』の話:ロマン優光連載243
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