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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (148)

  • 「アラ探しより“面白い探し”のほうがいいじゃん」:日経ビジネスオンライン

    「ジャンルにとらわれないミックスの前提になるのは、ジャンルごとの長い歴史があってこそではないか」というご指摘はその通りかと思います。お読みいただけばおわかりの通り、マーティ氏自身も、ジャンル区分そのものを否定しているわけではまったくありません。 氏のお話は、「『パクリ』か『オリジナル』かの二元論は、ジャンル全体をつまらなくするだけだ」ということかと個人的には思います。好きなジャンルに深くハマってこそ、ミックスの面白さが生まれる。楽しむ方は、表面の面白さに惹かれるもよし、ジャンルを知っていて深く面白がるもよし。単純なマーケティング主導の薄~いミックスもあるけれど、それは瞬間ヒット以上に愛されることはないんじゃないか。 …でも、と音楽の専門家でもなんでもない経済誌編集者としては思うわけです。そうあって欲しいけれど、こんなに評価してくれるJ-POPがあるのに、音楽産業は縮小している。枚数が出ない

    「アラ探しより“面白い探し”のほうがいいじゃん」:日経ビジネスオンライン
  • 「日本の底力は『おもしろければなんでもあり』にあり」:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    学生時代、はじめてのバイト代でコンポを買った。声に魅せられて岩崎宏美、アイドルだったら松伊代、そのうち洋楽も聴き始め、ウォークマンで持ち歩き、クルマを買ったらカーステで…そんな自分だったのに、いつの頃からか、聴きたい音楽がすっかりなくなってしまった40代男性。それがわたくし。 テレビ音楽番組でかかるのは、なんだか独りよがりの曲ばかりに聞こえるし、家族ができると、自分が好きな曲よりまずは子供の童謡だ。今、自分が聴きたい曲はどこに、いや、そもそもあるんだろうか。あるなら、どこで探せばいいんだろうか。 「これじゃあ、音楽産業が元気ないのも無理ないな。そもそも『J-POP』なんて言い出した頃から、俺たち聴きたい曲がなくなってきたんだよ! ヘタウマとか、どこかの洋楽のパクリとか、自分の小さな幸せとか、なんだかそんな曲ばかりじゃないの?」…と、思っている方、私以外にもいらっしゃいませんか。 ところ

    「日本の底力は『おもしろければなんでもあり』にあり」:NBonline(日経ビジネス オンライン)
  • 談合消滅後の建設業界で何が起きているか:日経ビジネスオンライン

    名古屋市営地下鉄工事を巡る談合事件から1年が経過した。ゼネコンが独占禁止法違反(不当な取引制限)の罪で初めて起訴されたこの事件。名古屋地方裁判所は、談合で主導的役割を果たした大林組元顧問やゼネコン5社に有罪判決を出した。 この3月、政府は談合やカルテルの主犯企業への制裁強化を柱とした独占禁止法改正案を閣議決定。談合撲滅に向けてさらにアクセルを踏む。 地下鉄談合を最後に、姿を消したとされる大手ゼネコンによる受注調整。談合なき建設業界では何が起きているのか。とび土工や鉄筋工など建設職人の団体、大阪府建団連の会長であり、建設職人の待遇改善を訴える北浦年一氏に話を聞いた。 問 地下鉄談合を最後に、談合組織は消滅したと聞きます。談合はもう完全になくなったと考えていいのでしょうか。 答 ないない。(大手ゼネコンが仕切る)談合組織はほとんど潰れたから、もうほとんどないわ。これは、とてもいいことと考えてい

    談合消滅後の建設業界で何が起きているか:日経ビジネスオンライン
  • 第17回:“パワーブランドのつくり方” その5:大人を魅了したセクシーなアイスクリームの作り方:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    第17回:“パワーブランドのつくり方” その5:大人を魅了したセクシーなアイスクリームの作り方 2008年3月10日 月曜日 関橋 英作 アイスクリームをべない大人の男に、どうやってハーゲンダッツをべさせるかの戦い 今やパワーブランドのランキングをつけると、必ず上位に入ってくるハーゲンダッツ。アイスクリームというと何を思い浮かべますか、という質問をすれば、いの一番に上がってくるでしょう。 しかし、このハーゲンダッツというブランドは、わずか数年で作られた、といっても過言ではありません。日に上陸したのが、1980年代の終わり。青山にショップを出し、いつも行列ができていました。噂が噂を呼ぶほど、そのアイスクリームのおいしさは衝撃的だったのです。ご存知の方は、そのときの驚きをいまでも覚えていることでしょう。 しかし、キャンペーンを始めた1990年ころは、アイスクリームといえば、子どもや女性の

  • ユニクロ、若年層狙いモバゲータウンと共同プロモーション:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    【ご説明】 会員登録は無料で、どなたでもご利用いただけます(無料会員登録はこちら)。登録をいただくと、NBonlineの豊富なコンテンツがすべてご覧いただけるほか、株価や記事の検索機能など、便利なサービスをご利用いただけます。 「NBonline」の無料会員登録をいただいた方、また日経ビジネス予約購読者限定のサービス「NBonlineプレミアム」の会員に登録済の方は、改めてご登録をいただく必要はございません。こちらをクリック、または上のログインボタンをクリックして、ログインをお願いします。その際、簡単なアンケートにご協力をいただいております。よろしくお願い申し上げます。 ご不明な点は、よくあるご質問のページ(FAQ)でご確認をお願いいたします。

  • 成果より大事な職場の空気:日経ビジネスオンライン

    中野目 純一 日経ビジネス副編集長 2012年4月から日経ビジネス副編集長。マネジメント分野を担当し、国内外の経営者、クリステンセン、ポーター、プラハラードら経営学の泰斗のインタビューを多数手がける。 この著者の記事を見る

    成果より大事な職場の空気:日経ビジネスオンライン
  • 部下と張り合うようでは上司失格:日経ビジネスオンライン

    企業で成果主義型の人事評価制度の導入が進んだ結果、多くの管理職が自身の個人業績の向上と部下の管理・育成を同時にこなす「プレーイングマネジャー」であることを求められるようになっている。 しかし、2つの異なる役割を両立できず、業績の達成を優先して部下の管理・育成を疎かにしてしまうことが少なくない。その結果、部署全体の業績が低下してしまうという悪循環に陥っている。 このジレンマを克服するにはどうすべきなのか。同じ問題にいち早く直面した米国で管理職のあり方を研究しているリンダ・ヒル教授に問題解決への方策を語ってもらった。 「プレーイングマネジャー」の役割を求められている管理職のことを米国では「プロデューサー兼マネジャー」と呼んでいます。それは誰にとっても難しい役回りです。 何年か前に管理職にプレーヤーとしての役割を断念させた方がいいのか、それとも続けさせた方がいいのかを調査したことがあります。

    部下と張り合うようでは上司失格:日経ビジネスオンライン
  • 突然の「携帯官製不況」:日経ビジネスオンライン

    「災害時は携帯からのアクセスが中心になるはず。早急にアクセスできるようお願いしている」(埼玉県庁)。埼玉県が2007年11月に開設したサイト「埼玉県危機管理・災害情報」が思わぬ“災害”に遭遇し、対応に苦慮している。 携帯電話からアクセス可能なこのサイト上のサービスに、最近になって、携帯から接続できないとの報告が相次いだためだ。同サイトは楽天のブログサービスを利用している。埼玉県は楽天に改善を求めたが打開策は見えていない。一部の契約者からのアクセスを制限しているのが楽天ではなく、携帯キャリア(通信事業者)だからだ。 そのキャリアの表情も冴えない。「これからはグーグルのあらゆるサービスを携帯から利用できるようにしたい」。1月24日、NTTドコモの夏野剛執行役員は、米グーグルとの携帯向けサイトの提携会見で高らかに宣言した。ところが、グーグルの幹部がいる前で、こうも説明せざるを得なかった。「グーグ

    突然の「携帯官製不況」:日経ビジネスオンライン
  • 佐藤可士和が語る“クリエーティブから見たインターネット”:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    を代表するクリエーターの一人、佐藤可士和氏。テレビCM、プロダクトデザイン、CDジャケット、空間デザインなどのほか、ロゴやサイトのデザインまでを手がける幅広い活躍でよく知られている。これまで手がけたデザインは、楽天のロゴ、キリン「極生」のテレビCMと商品デザイン、SMAPのCDジャケットやNTTドコモの「FOMA N702iD」など、実に多岐に渡る。 個人事務所のサムライ(東京都港区)でクリエーティブディレクター、グラフィックデザイナーを務める佐藤可士和氏はここ最近のインターネットやケータイの普及、そしてこれらを活用したネットマーケティングをどう見ているのか。話を聞いた。 ケータイはみんなを街に解放した 消費者の情報に対する質を見分ける力が最近、ものすごく上がっていると思います。特に東京近辺に住む人。東京はやはりすごい街です。世界中のものがこれだけ集まっている都市はありません。表参道で

  • N700系ブロガー試乗会に見る、ブログ×企業の関係式【前編】:日経ビジネスオンライン

    ネットマーケティングの起爆剤となる「ブログ」。良質なコンテンツを発信するブログは、メディアとして多数の読者を持ち、信頼性も情報の伝播力も大きい。その影響力を期待して、映画の試写会や、製品発表の場にブロガーを招く方法を取るところも多い。 だが、こういったブログの記事は、企業が発信する広告とは異なり、内容も方向性も、企業に都合良くコントロールはできない。何を覚悟し、どうつき合えばいいのか。1つの成功例として、2007年7月に登場した新型新幹線「N700系」のブロガー試乗企画を取り上げてみよう。お話を伺うのは、メディア・コミュニケーション戦略を担当した博報堂DYグループ クロスメディアビジネスセンター・コンテンツプランニングディレクターの島崎昭光氏だ。 ―― N700系新幹線の試乗体験に、多数のブロガーを招待し、それが多くの面白いブログとして、情報発信されていった。しかも、鉄道の話題なのに、そう

    N700系ブロガー試乗会に見る、ブログ×企業の関係式【前編】:日経ビジネスオンライン
  • 「ネット広告万能」の死角:日経ビジネスオンライン

    テレビに代わる有力メディアとしてインターネットが急速に台頭。 ネット広告はラジオや雑誌を追い越し、テレビの牙城をも崩す勢いだ。 だが、日コカ・コーラの実験ではネット最強説を覆す結果が出た。 若い男性が街角の自動販売機に硬貨を入れると、自販機の中に広がる幻想的な世界が現れる。この世界の中に硬貨が転がり込んできたのを合図に、キャラクターたちが「コカ・コーラ」をボトルに充填。最後はボトル入りのコーラが自販機から出てくる──。 2007年1月末から3月末にかけて放映されたこんなテレビCMを見たことがあるだろうか。日コカ・コーラが2007年1月から行っている「コーク・サイド・オブ・ライフ(コークのきいた人生を)」というキャンペーンで最初に流れたテレビCMだ。 このキャンペーンは親会社の米コカ・コーラが2006年から世界150カ国以上で展開しているもの。コカ・コーラのブランド価値を「ハピネス・イン

    「ネット広告万能」の死角:日経ビジネスオンライン
  • アマゾンと、ロングテールに関する“大きな勘違い”:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    Web2.0を特徴づけるキーワードとして「ロングテール」というキーワードが使われることが多い。通常の店舗では品目数上位20%が全体の売り上げの80%を占めるのが普通だが、ネットのビジネスでは残り80%の品目の売り上げが上位20%の売り上げを上回る(図1)──代表例はアマゾン(amazon.com)だ──というように表現されることが多い。 しかし、ちょっと待っていただきたい。 まず第一に、通常の店舗より多い品目数を扱えるというのは、ホントに「Web2.0」の特徴なのか? ネットのほうが品目数をたくさん扱えるのは、94年にアマゾンが創業されてからずっとそうだったのではないのか? Web1.0か2.0か、というのは単なる言葉の定義の問題ではあるが、2.0のほうが、より「進んでいる」というイメージを持たれやすい。しかも、「ロングテール」という言葉が、「かっこいい」「最先端」といったポジティブなイメ

  • 「意味のないことは許せない」の罠:日経ビジネスオンライン

    情報があふれる世の中、大事な情報を漏らさず集め、的確に分析する力が重要と言われています。そして、モノはその集積と分析で作られがち。しかし、それが商品の魅力を殺してしまうことも。そもそも「好き」「嫌い」の判断すら、ネットの情報に頼っていませんか? いつの間にか、「私」の判断と思い込んでいたのが、実は「公」のそれになっていた…思い当たる方も当たらない方も、ぜひお読み下さい。 (前回から読む) 糸井 たとえば、「日経ビジネス」や日経関係の書籍を全部買ってくれて、でも仕事をいっさいせず、部屋に閉じこもってひたすら全部読んでくれる人が世の中にいたら、どう思いますか? ―― ものすごくありがたい方だと思います。が、その方はいったい… 糸井 存在として「謎」、でしょう? ―― 読者としてはありがたい存在ですけど、そもそも仕事もせずに部屋に閉じこもっていたら、せっかく得たビジネス知識を生かせないですよね。

    「意味のないことは許せない」の罠:日経ビジネスオンライン
  • 「ネタ振り上手」になるコツは?

    今週は、私が現在携わるWebをつかったPRの話をしようと思います。「クチコミ番付(※閲覧にはアメーバ会員になる必要があります。無料です)」というサービスです。 クチコミ番付は、アメーバブログ・ユーザーが「今日、ブログ書きたいけど、書くネタがないなぁ」という時に「こんな話題について書くのは如何ですか?」と「ブログネタ」を提案するサービスです。 強制ではなく、あくまで「提案」ですから、そのネタで、書く、書かない、の選択は完全にブロガーひとりひとりにゆだねられています。 それは、いわゆるテレビ・新聞・雑誌といったマスメディアに対する、広報の「ネタふり」となんら変わりません。 ブロガーもまた、1人の記者であり、デスクであり、編集長であり、その意思決定を強制することはできませんし、我々もしようとは考えていません。 またクチコミ番付は、企業広報のツールとしても活用されています。依頼を受けて我々は広報エ

    「ネタ振り上手」になるコツは?
  • ハンズは30年前から「ロングテール」だった!:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 景気の回復が連日のように伝えられる中、同時に流通・小売業の苦戦が深刻です。それは、もはや危機的な状況と言えます。 個人所得の「伸び悩み」による「消費の冷え」や、少子化による人口の減少傾向など、いろいろな原因が考えられます。 しかし、一番大きな要因はお店を展開する企業の方にあります。 理由は2つです。 ひとつは、他の店舗との差別化ができていないということです。 市場調査が個性を殺す 企業は、市場を調査し需要を確認してから店舗を展開します。需要が存在しないところに大切な資金を投入したくありませんから、「顧客はいるのか」「利益は見込めるのか」しっかり調査します。 しかし、大抵の企業のマーケティングの結果にそれほどの違いはありません。その結果を基

    ハンズは30年前から「ロングテール」だった!:日経ビジネスオンライン
  • “金麦妻”は実在するか? 「サントリー金麦のCM」の研究:日経ビジネスオンライン

    今週は先週の「広告デート論」の第2弾をやります、と予告していたのですが、ちょっとそれは来週にまわして、巷で話題のサントリー金麦のテレビCMを論じてみたいと思います(リンクはこちら)。 金麦のCMをオンエアで初めて見た瞬間「ぜったいこのCMは話題になる」と確信しました。また、単なる偶然やなりゆきではない「プロによる徹底的に計算しつくされた仕事」だとも思いました。金麦のホームページへ行って、女優の檀れいさんのことも知りました。 果たして、檀れいさんはこのCMで認知度&好感度ともにアップし、CM自体も話題です。金麦のCMのどこが「徹底的に計算しつくされたプロの仕事」なのか。今回は分析してみたいと思います。 都市伝説としての「“金麦と待っている”」 今回のコラムでは、金麦のCMに登場するを短縮して「金麦」と呼ぶことにします。 この金麦は、実際には2007年の日には存在しえない、幻想である

    “金麦妻”は実在するか? 「サントリー金麦のCM」の研究:日経ビジネスオンライン
  • 電通を出てウェブに賭けた理由:日経ビジネスオンライン

    きっかけというより、広告業界の構造的な問題を考えてしまったということなんです。既存の広告業界というのは、ものすごくマスメディア依存なんです。それもテレビ依存が圧倒的で、テレビというメディアからの収益率が75%くらいなわけです。 ―― その数字の前では新聞ですらかすみますね。同じマスメディアでも。 そうなんですよね。その75%を電通と博報堂がほぼ支配していて。同時に、その収益の源であるテレビや新聞は、規制業界です。規制業界というのは、何か事件が起きて、社会的問題になるケースが多い(笑)。 ―― 金融業界とか、建設業界とか。 庶民から恨まれて、嫌われて。銀行にしても、ゼネコンにしても、庶民のシンパシーというのがなくなると、ぼろぼろになるわけです。そういった例を過去に見ていて、いずれテレビや新聞にもそれが起こるだろう、と僕は思ったんです。それが1999年ぐらいのタイミング。 ただ、広告会社はネッ

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  • 「だめんず」と「平成男子」~そして、平成女子はどこへいく:日経ビジネスオンライン

    深澤 『平成男子図鑑』では、年配の男の人のことを悪役としてあえて「おやじ」と表現したんですが、女の人には今のところ「おやじ」に対応する言葉がないんですよね。 倉田 「おばさん」は違うの? 深澤 おばさんはおじさんの対抗語ですね。「おやじ」みたいな愛嬌もあるし嫌われてる部分もあるという呼ばれ方が、中年女性にないのは、けっこう不便なことだと思うんですよ。自分のことを「おやじだからね」と卑下するのはちょっと笑えるけど、「おばさんだから」って卑下するのは笑えないでしょう。 倉田 確かに。女の人って男よりも生きづらいよね。仕事を持ってる人が、仕事人としてステップアップしていくのと女としてステップアップしていくのが必ずしもリンクしていない。 深澤 女としてというのは、倉田さんの言うところのメス的なことですか。 倉田 男から見て魅力のある女かどうかってことです。 男の人の場合、仕事人としてステイタスが上

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  • “引退の花道”のため 「企業改革」に取り組まないで欲しい:日経ビジネスオンライン

    9月に入ると、企業は中期計画や来年度の事業計画・予算に取り掛かり始める。人事部でも、来期の教育プログラムの中身・予算、人事制度改定の骨格づくりが始まる。日のビジネスパーソンにとって、秋は企業組織、仕事、働く人々の在り方などについて原点に戻って考えることが増える季節だ。 日企業の人事部の代弁者、野々村さんが勤める中堅流通チェーン・マルコーでも10月に組織再編が控えている。これまでの連載(関連記事)でふれてきたとおり、野々村さんはマルコーに転職し、人事部長として、また組織風土改革プロジェクトの事務局長として、組織体制の変更、人事評価制度の見直し、人材育成の仕組みの整備に取り組んでいる。野々村さんの仕事は「企業改革」をすることである。 そこで、これまでの連載を振り返る意味を込め、今回と次回は人事制度も含め日企業における「改革」について取り上げてみた。世間を見渡すとどうも「企業改革」が上手く

    “引退の花道”のため 「企業改革」に取り組まないで欲しい:日経ビジネスオンライン
  • 電通が挑むメディア総力戦 【後編】:日経ビジネスオンライン

    のネット広告の歴史を語るうえで欠かせない男。長澤秀行、53歳。彼には、ネット広告市場の最先端を常に歩んできたという自負がある。 電通のネット事業の歴史は、日のネット広告の歴史とほぼイコールなんです。11年前の1996年4月にヤフーが立ち上がった時、僕たちはソフトバンクの孫(正義社長)さんたちと一緒にネット広告の専門会社を作った。ほとんどの人がブラウザーすら見たことがない時代ですよ。 そこから電通が率先して、バナー広告のサイズから料金体系までネット広告市場の基礎を作ってきた。テレビや新聞の広告を作っている人間が、見よう見まねでホームページを作り始めてね。時間がかかったし、苦労もいろいろとあったんです。でも、苦労があったからこそ、日のネット広告はここまで発展したんだと思います。 電通で新聞広告の畑が長かった長澤は95年、新聞局のデジタル担当部長を兼務しながら、国内の広告会社で初の電子メ

    電通が挑むメディア総力戦 【後編】:日経ビジネスオンライン