曺永台・ソウル大学人口政策研究センター長 ――女性が一生に産む子の数を示す合計特殊出生率が、韓国は2018年に0・98と初めて1を割りました。 「ありえないことが起きている。1を下回る事態は社会の急激な変化、例えば東欧で共産主義政権が崩壊した際に起きた。ただ、1年ほどですぐ回復した」 ――韓国は違いますね。21年には0・86まで低下すると政府が推計しています。 「他の先進国と全く違う形で進んでいる。人間の基本的な本能に生存と再生産があるが、生存できない状態では再生産も考えられない。韓国では子を産み育てる年齢層の生存が脅かされている」 ――生存が脅かされる? 「最も深刻なのが競争だ。約8割が大学に進もうとし、小学生の時から塾をかけ持ち。地方大学に見向きもせず、ソウルの大学を目指す。卒業後も大企業は狭き門だ」 「運良く就職しても年功序列がないなか、同世代だけでなく上や下の世代とも競わされる。世
令和初の国賓として25日から日本を訪れているアメリカのトランプ大統領は、都内で開かれた日米のビジネス界の代表らとの夕食会で、「2国間の貿易はもっとフェアなものにできるはずだ」と述べ、日本に対する貿易赤字の削減に改めて強い意欲を示しました。 夕食会での演説で、トランプ大統領は「アメリカと日本は、貿易が互いに利益をもたらすものになるよう、交渉を続けている。2国間の貿易はもっとフェアなものにできるはずだ」と述べ、先月始まった日本との新たな貿易交渉を通じた日本に対する貿易赤字の削減に改めて強い意欲を示しました。 そのうえで、「近いうちに貿易に関する何らかの発表ができることを期待している。今後数か月のうちに大きな発表ができればいい」と述べ、貿易交渉での早期の進展に期待を示しました。 ただ、トランプ大統領は「今回の訪問は特別なお祝いのためでもある。貿易について話すためだけではない」とも述べ、貿易問題だ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く