日本版Rolling Stoneをたまたま手に取った。なんか業界ノリの雑誌なのでめったに読まないのだが。 長渕剛の記事から始まるこの号のヒロトのインタビューは永久保存版。 ―今度の震災では本当に何もない状態が生まれた。人も建物も想い出も・・・・何もなくなった時にヒロトさんがどんな気持ちで歌うのかが知りたいです。 「何もないです。本当に特にないんですよ。でもジョーさんは何もなくなってよかったみたいな気持ちがあったの?だとしたら震災があってよかったね。喜んでんだ。」 ―いえ、違います。絶対に喜んでいません。悲しい出来事でしかないわけですから。 「僕もそうだよ。なのにそれを題材にできるとか、反原発を歌えるとか、どういう発言をするかとか、そういう楽しみが増えたと思ってる人がいるとしたら悲しいね。“今こそロックの出番だ”なんて言われたら、ガッカリするよね。悲しいことが起きたのは僕も知ってる