福島県内の20カ所の小学校の土壌に含まれる放射性物質の測定結果が4/13に発表されましたが,一方で4/6と4/12に農地の土壌における放射性物質量の測定結果が発表されています.これらの結果を市町村別で突き合わせると,以下のようなグラフになります. (データ出所:福島県災害対策本部発表) このグラフでは検出された放射性セシウム-134と放射性セシウム-137の量を合計した値を市町村別に分類し,水田での検出量と小学校校庭での検出量を比較しています.同一市町村で複数の測定地点がある場合は,最大値のものを選択しています. このグラフを見ると,水田と校庭ではかなりばらつきがあり,しかもほとんどの市町村で校庭における放射性物質の検出量が高くなっています.水田では土壌の汚染が低くなる傾向があることを説明できる理由があるのならば心配はないのですが,そうでない場合測定方法そのものの信頼性が大丈夫なのかという