タグ

ブックマーク / www.tkfd.or.jp (9)

  • 日本銀行はどのくらい利上げすると債務超過になるのか | 研究プログラム | 東京財団政策研究所

    1.債務超過に陥ったFRB 米連邦準備理事会(FRB)が債務超過に陥っていると、昨年7月、ホームページの“FEDS Notes[1]”に、予告する論考が掲載されていたため注目していたが[2]、実際、FRBが週次で公表している財務データ「準備預金増減要因」(Factors Affecting Reserve Balances- H.4.1)を見ると、500億ドルを超える債務超過になっている。昨年3月に開始された利上げによって、逆ザヤが発生し、それによる損失が拡大していることが背景にある。詳しく見てみよう。 FRBでは、保有する資産により得られた利息収入から、利払いや人件費などを差し引いた余剰金を財務省へ毎週送金している。急速に利上げを行うと、保有国債等から得られる利息収入は大きく変わらない一方で、政策金利の下限である準備預金への付利やリバース・レポ金利が、政策金利と同じように引き上げられるた

    日本銀行はどのくらい利上げすると債務超過になるのか | 研究プログラム | 東京財団政策研究所
    chintaro3
    chintaro3 2023/10/27
    問題は日銀の債務ではなく国債の利払いが膨らむこと。政府が増税に熱心なのは利上げと国債の利払いに備えるためだと思う。
  • 中東TODAY: NO・2506『深刻度を増すエジプトの経済状況』

    インターナショナ・ルヘラルド・トリビューン紙のサイトが、エジプトの経済状況が危機的状況に、入ってきていることを伝えた。 その報道によれば、オイルが最大の問題のようだ。農業には散水するための、ポンプを動かすディーゼル・オイルが必要であり、農業機械を動かすオイルも必要になる。しかし、いまエジプトではオイルが不足しており、作物の植え付けが始まる中で、農民は手の打ちようが無い状況に、追い込まれている。 農業部門でディーゼル・オイル不足が深刻になっているということは、麦の栽培に直接的な影響を及ぼすことになる。エジプトは9千万人に近い人口を抱えた大国であり、その小麦の消費量は莫大だ。その小麦の75パーセントが、輸入に頼っているのだ。それはエジプトの質の悪い小麦に混ぜて、国民の供給するパンの質を上げているためだ。 エジプトが抱える問題は、この国のほとんどの国民が貧しいために、多くの物資に対して、政府が補

    chintaro3
    chintaro3 2013/04/01
  • 中東TODAY: NO・2468『サウジアラビアのワリード王子が警告』

    chintaro3
    chintaro3 2013/02/26
  • 中東TODAY: NO・2472『エジプトからパンが消える日』

    エジプトの麦の輸入が、政府民間ともに大幅に減少している、というニュースが流れて来た。その理由は、外貨不足によるものと思われる。麦の輸入が減ることは、パンが不足するということであり、大衆の暴動にもつながりかねない、危険な兆候だ。 エジプト政府は5月末までの分の、麦の備蓄はあると言っているが、その後の保証は何処にもない。 エジプトが外貨不足によって、麦の輸入が出来ないのであれば、国内で生産するしかないのだが、ほとんどが砂漠で覆われた国であり、これから麦畑に変えるのでは、間に合わない。 専門家の計算では、増産したとしても50万トンが限界であり、それで420万トンに達するが、エジプトの年間の麦の消費量は、1880万トンであり、とても間に合わないということになる。 エジプトでは過去に、何度かパンの値上げによる、大衆の暴動が発生している。サダト大統領の時代にもあったし、ムバーラク大統領の時代にもあった

    chintaro3
    chintaro3 2013/02/26
  • 中東TODAY: NO・2312『アラブの春が生んだ損失と国外財産』

    アラブの春革命、大衆による独裁者の打倒と民主化、そして、次いで現れたのは、イスラム原理主義政権だった。エジプトではムスリム同胞団が政権を取り、議会の半分を押さえ、大統領職までも独占した。その後のエジプトは、ムスリム同胞団の独壇場と化した。 チュニジアでもイスラム原理主義の、ナハダ党が権力を独占し、その影でより原理主義的なサラフィ派が、世俗大衆を弾圧している、というのが実情だ。つまり、世俗派の大衆によって始められた、チュニジアとエジプトの革命は、何時の間にかイスラム原理主義者たちによって、横取りされてしまったのだ。 それでもよしとしよう。もしそのイスラム原理主義の政権が、国民により自由で豊かな生活を、保障するというのであれば。しかし、現実はそうではない。エジプトのモルシー大統領は湾岸諸国を訪問し、苦しい経済事情を説明し(?)援助を要請したようだ。 だが湾岸諸国はカタールを例外とし、サウジアラ

    chintaro3
    chintaro3 2012/09/06
  • 中東TODAY: NO・2253『トルコ国営テレビとのインタビュー』

    6月29日久しぶりに、トルコ国営テレビの特配員が連絡してきた。シリアとの緊張問題で、インタビューをしたいというのだ。もちろん受けることにした。 トルコ国営テレビはインタビューのなかで、ロシア、イラン、NATOのシリア問題への対応について聞いてきた。ロシアは最近シリアについて、アサド体制を絶対に守るというスタンスから、距離を置き始めている。曰く『シリア国民が望むのであればその限りではない』 イランも同様であろう、シリア政府はイランについて『イランは賢明な友人であり続けてほしい。』といった内容の記事を発出している。それはイランの立場に変化が出てきたために、何とか友好国として繋ぎ止めておきたい、という焦りからであろう。 ロシアやイランが、シリアのアサド体制に距離を置き始めたのは、シリアの内紛の死傷者の数が、激増したからであろう。たとえどれだけの理由があろうとも、これだけ多数の死傷者が出てしまった

    chintaro3
    chintaro3 2012/06/30
  • 中東TODAY: NO・1899「アラブに共和国と王国の差は無い」

    今回のアラブの激震で、認識しておかなければならないことがある。それは、アラブ諸国には残念ながら、国民によって運営されてきた、共和国は存在しなかったということだ。もちろん、共和国の発足の時期は、必ずしもそうではなかったろう。 しかし、時間が経過するに従って、共和国は大統領の権限が頂点に達し、王国と何も変わらない、独裁国家になってしまったのだ。最初に変革が始まったチュニジアでも、エジプトでも、イエメンでもリビアでもそうだ。そして、これから始まることが予想される、シリアも例外ではあるまい。 これらの国々は、皆共和国と呼ばれ、王国に比べ、民主化が進んだ国家のように、言われてきていた。 他方、王国は常に時代遅れの国家のように、見られてきていた。そのため王国政府は、国民の怒りが爆発しないように、共和国よりもデリケートな神経を使った、国内政策を展開してきていた部分もある。 つまり、共和国で始まっ

    chintaro3
    chintaro3 2011/03/04
    これはヤバイ!
  • 中東TODAY: NO・1725「パン不足が革命を起こす・エジプトの例」

    エジプトの大統領がサダト氏の時代、確か1979年頃、エジプト政府がパンの価格を引き上げることを決定したところ、エジプト全土で暴動が発生したことがある。当然、政府は大慌てで、値上げを撤回している。 いまエジプトでは、似たような現象が起ころうとしている。その原因は、エジプト政府の決定に基づくものではなく、外部要因によるものだ。世界的な干ばつや、ロシアでの森林火災が、世界の小麦市場で、価格を吊り上げている。 ロシアは小麦不足が懸念されることから、輸出停止を決定している。そのことは、当然価格の高騰につながるわけだ。エジプトはこのロシアに45パーセントの輸入分を、依存しているので、影響は如実に現れよう。 エジプト政府はロシアに対し、輸出停止発表の前に契約していた分の、小麦の引き渡しを要請しているが、どうなるか分からない。そこで、ロシアに代わる輸入先として、東ヨーロッパ諸国、アメリカ、フランスが

    chintaro3
    chintaro3 2011/02/02
  • 中東TODAY: NO・1500ドバイ泣きっ面に蜂・安全も経済もだめになったか

    アラブ首長国連邦のドバイは、つい半年か1年前までは、夢のような国ともてはやされていた。この国の首長(国王)は石油が出ない代わりに、他の方法で経済活性化を図り、一躍ドバイを世界的に知られる、アラビア半島の経済・金融センターに仕上げた。 彼の最高顧問は、イギリスの退役大佐だった。彼のアドバイスでドバイは、人工の島を造り、そこにリゾート用の住宅やホテルを建てたが、それは飛ぶように売れた。 リゾート用住宅は、湾岸諸国を始め、世界中の金持ちたちの、格好の投機(投資ではない)目標となり、計画段階で売れ、完成段階では価格が跳ね上がった。このため、第二期計画も同様に、売れ行きがよかった。 しかし、室内気温50度を越えるこの場所で、リゾート向きの住宅が建つこと自体、がナンセンスだった。いわば、投機目的の購入者を狙った、ばくち的なビジネスだったのだ。 結果は、いまになってみれば当然で、住宅価格は暴落、

    chintaro3
    chintaro3 2010/02/23
  • 1