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ブックマーク / note.com/kiichisuganuma (1)

  • 「加速」する西洋音楽? 音価が変える音楽の世界|菅沼起一

    このエッセイは、2021年7月31日から8月28日にかけて行われたローム ミュージック ファンデーション、スカラシップ コンサート Vol. 23〜32のプログラム冊子に掲載されたものを、ローム ミュージック ファンデーション様の許可をいただいて掲載しております。掲載を許可してくださったローム様にこの場をお借りして感謝申し上げます。 はじめに 西洋音楽歴史は、その音楽を記録するメディアとしての楽譜という存在と不可分です。勿論、楽譜はひとたび奏者によって演奏されると音となって消えていく音楽を完全に記録したものでもありません。それでも、楽譜という媒体なしには、過去の多くの音楽を演奏することは不可能です。 楽譜は、音の高さを表すための線と、音の長さを表す様々な音符により、その多元的な世界を二次元の紙の上に書き表します。このうち、音の長さは「音価」と呼ばれています。ヨーロッパ最初期の楽譜は、相対

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