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ブックマーク / science.srad.jp (34)

  • 暖房代をケチると体に負担がかかる | スラド サイエンス

    摂氏10度でも人体は調子を崩す。BBC健康・科学担当編集委員のジェイムズ・ギャラガー氏の記事によれば、摂氏10度という室温は暖房代が払えない人の家の平均気温に相当するのだという。同氏は10度というそれほど寒くなさそうな気温でも、なぜ命にかかわることがあるのかを試してみたという(BBC)。 摂氏21度での身体データを計測後、徐々に室温を下げていった。室温が18度以下になると身体が心臓や肝臓といった主要臓器を約37度で維持するのに負担がかかるようになるようだ。10度になると脳への血流が減るので、脳に入る酸素や糖の量が減る。その結果、脳の知的活動に悪影響が出るという。また血液が危険な血栓を作る危険も高まり、心臓発作や脳卒中が増える要因になるのだそうだ。 あるAnonymous Coward 曰く、 気温が低いと体温を維持するための機能が活発となる。 温かい血液を速く送り込むため心拍数が上昇する。

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    chintaro3 2022/11/24
  • EU、来年にも食品添加物としての二酸化チタン使用禁止へ | スラド サイエンス

    若干旧聞だがEU加盟各国は 8 日、品添加物としての二酸化チタン (E171) の使用を 2022 年から禁ずるという欧州委員会 (EC) の提案を承認した (Daily News 08 / 10 / 2021、 Q & A、 SlashGear の記事)。 欧州品安全機関 (EFSA) は EC の要請に応じて E171 の再評価を行い、もはや品添加物として使用した場合に安全とはいえないとの結論を 5 月に発表していた。主なポイントとしては、E171 に含まれる二酸化チタンの 50 % はナノスケール粒子 (100 nm 未満) であり、経口摂取した場合の吸収量は少ないものの体内に蓄積されることや、それによる遺伝毒性の懸念が排除できないことが挙げられている。 加盟各国が承認したことで、年末までに規制案への反対意見が提出されなければ条文が 2022 年の早い時期に発効し、6 か月間の

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    chintaro3 2021/10/20
  • 宗教上の理由でCOVID-19ワクチン接種を拒否するなら、アスピリンやアセトアミノフェンも禁止 | スラド サイエンス

    米アーカンソー州コンウェイの地域医療システムでは宗教上の理由で COVID-19 ワクチン接種の免除を申請するスタッフに対し、アセトアミノフェンやサルブタモール、アスピリン、イブプロフェンといった一般的な医薬品30種類も使用しないという証明書 (誓約書) に署名させているそうだ (Becker's Hospital Review の記事、 Ars Technica の記事、 WebMD の記事、 9News の記事)。 同システムでは季節性インフルエンザのワクチン接種も義務付けているが、免除申請数は COVID-19 ワクチンと比較にならないほど少ないという。宗教上の理由による COVID-19 ワクチンの接種拒否の増加は、COVID-19 ワクチンの開発・製造・試験に胎児細胞株が使われているという情報が広まったためとみられる。米国で品医薬品局が使用を認めている COVID-19 ワクチ

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    chintaro3 2021/09/21
  • NHK曰く「キッチン用除菌商品の消毒効果は証明されていない」、これに対しフマキラーが反論 | スラド サイエンス

    NHKが「キッチン用エタノールはアルコール度数が50%程度であり、コロナウイルスに対する消毒効果は科学的に証明されていない」などと報じたことに対し、フマキラーが反論している(フマキラーによる『「キッチン用エタノール」報道に対する当社見解』)。 フマキラーは新型コロナウイルスと同じ構造を持つネコ腸コロナウイルスを使った試験を実施し、実際に効果があることを確認しているという。しかし、今回の報道を受けて同社には多数の問い合わせやクレームが寄せられているとのこと。 この試験は一般財団法人北里環境科学センターによって行われたもの。同社の「フマキラー キッチン用アルコール除菌スプレー(アルコール濃度49v/v%)」および「アルコール除菌プレミアム ウイルシャット(アルコール濃度63v/v%)」、「ウイルシャット ノンアルコール除菌プレミアム」で「減少率99.9%以上」という結果となり、ネコ腸コロナウイ

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    chintaro3 2020/03/12
    消防法かぁ
  • 古い論文を人工知能に分析させることで人間が見逃していた結果を発見 | スラド サイエンス

    Anonymous Coward曰く、 何百万もの古い科学論文を機械学習アルゴリズムを使用して分析したところ、人間が見逃していた新しい科学的発見ができたという(VICE、Slashdot)。 ローレンス・バークレー国立研究所の研究者らは、人間が見逃した論文同士のつながりを見つけるため、Word2Vecと呼ばれるアルゴリズムを利用した。その結果、熱をエネルギーに変換できる可能性のある熱電材料を予測する結果が出力されたという Word2vec機械学習を使って単語間の関係を分析するアルゴリズム。研究者たちはシステムをトレーニングするためのデータとして、材料科学に関連した330万件の抄録から約50万語の語彙を選択してWord2vecに入力した。 入力したデータには熱電に関する定義は無かったが、このアルゴリズムによって単語同士の関連付けから、将来の熱電材料の候補を見つけ出すことができたという。この

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    chintaro3 2019/07/13
  • 除草剤「ラウンドアップ」がミツバチ大量死の原因との研究結果が発表される | スラド サイエンス

    大量のミツバチが突然消える「蜂群崩壊症候群」の原因や発生メカニズムについてはさまざまな仮説が提唱されているが、旧モンサントの除草剤「ラウンドアップ」がその原因となっているという新たな研究結果が発表された(全米科学アカデミー紀要、npr、バイエルの声明、Slashdot)。 研究者によると、この除草剤中の有効成分であるグリホサートがハチの腸内細菌を破壊し、それによって有害な細菌に感染しやすくなって死亡する原因となると指摘している。この研究を率いたErick Motta氏は「ハチがグリホサートに暴露するのを防ぐための適切なガイドラインが必要だ。これまでのガイドラインはミツバチが除草剤に影響を受けない前提で作られたものだからだ」と話す。 いっぽう、今年6月にモンサントを買収したドイツの大手製薬会社大手バイエルはこの研究について、少数のミツバチによるサンプルに依存しており、経済協力開発機構(OEC

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    chintaro3 2018/10/02
    特許が切れて商売上おいしくなくなったからでしょ。新しい薬品への移行を促すための誘導
  • 日本でウナギの需要が減らないのは消費者がウナギの危機を知らないから? | スラド サイエンス

    環境保護団体グリーンピース・ジャパンが行った調査の結果、ニホンウナギが絶滅の危機に瀕していることを4割の回答者が知らなかったことが分かったという(共同通信)。 調査はインターネットを使って行われ、20〜69歳の男女1086人から回答を得たという。また、ウナギが絶滅の危機にあると知った人の半数近くが「べる量を減らす」と答えたそうだ。

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    chintaro3 2018/01/18
  • 水俣条約が発効、一定以上の水銀を含む製品の規制などが行われる | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2017年08月18日 17時01分 水銀の価格を金よりも高くするしかない? 部門より 水銀による環境汚染を防ぐことを目指す「水銀に関する水俣条約」が16日発効した(共同通信NHK、朝日新聞)。 この条約は世界50カ国以上が締結しており、水銀鉱山の新規開発を禁止するほか、一定量以上の水銀を含む体温計や電池、照明器具などの製造および輸出入を2020年までに原則禁止する。また、廃棄や環境への放出についても規制が行われる。 日での水銀による環境・人体汚染といえば水俣病が有名であるが、海外では金の採掘に水銀が使われ、それによる環境や人体への影響が問題となっているという。 また、これを受けて水銀ランプの代替品開発や水銀の処理といったビジネスが注目されているようだ(日経新聞)。

    水俣条約が発効、一定以上の水銀を含む製品の規制などが行われる | スラド サイエンス
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    chintaro3 2017/08/19
  • 「まともではない論文誌」への投稿数が最多の日本の大学は? | スラド サイエンス

    最近ではお金を出せば低レベルの学術論文でも「国際会議論文」もしくは「学術研究論文」として受理する組織が急増しており、問題となっています。これらはそれぞれ「predatory conference organizer」や「predatory journal publisher」と呼ばれています。こういったところに論文を投稿した場合、信用を失い、業績にも書けないという問題が発生することから、コロラド大学図書館のJeffrey Beall司書がこのような組織をまとめた「Beal's list」を公開しています。 驚くべき事に、2015年度版のpredatory publisherには700近くのエントリが掲載されています。このリストの妥当性に関しては意見が分かれるところですが、研究者としては内容を理解しておく必要はあります。 さて、多くのpredatory publisherのwebサイトは、利

    「まともではない論文誌」への投稿数が最多の日本の大学は? | スラド サイエンス
  • 神岡鉱山の地下に重力波望遠鏡「KAGRA」完成 | スラド サイエンス

    岐阜県飛騨市の神岡鉱山はニュートリノ観測施設「スーパーカミオカンデ」で知られるが、その同じ神岡鉱山跡地に大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」が完成し、報道陣に公開された(プレスリリース、 毎日新聞の記事、 YOMIURI ONLINEの記事、 朝日新聞デジタルの記事)。 KAGRAは地下200m以深に掘った片腕3kmのL字型トンネルを利用する巨大なレーザー干渉計で、重力波の到来による2点間の距離の変化を検出する。今年度中に試験観測を開始し、2017年には格観測を開始する予定だ。なおKAGRAとは「神岡」のKAと重力をイメージする「Gravity」や「Gravitational wave」のGRAを組み合わせたもの。 重力波は質量を持った物体が動いたときに発生すると考えられている空間の歪みであり、アインシュタインの一般相対性理論によって存在が予言されているがいまだに直接観測されたことはない。

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    chintaro3 2015/11/08
  • 若いうちに良い恋愛をするとその後精神面の問題が減る、という調査結果 | スラド サイエンス

    若いうちに良い恋愛をすると、その後心理的調整能力が強くなり、精神的な問題についてもうまく対処できるという調査結果が発表されたそうだ(IRORIO)。 「特に13歳から19歳までの若者が良好な恋愛関係を促進させることは、その後の心理的発達を促す可能性がある」とのこと。 IT業界で精神をやられる人が多いのはこういう理由か……とも思ってしまうが、とりあえず若いうちの「恋愛禁止」はあまりよろしくないようだ。

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    chintaro3 2015/08/29
  • 職場うつ病の原因は過労ではなく上司 | スラド サイエンス

    これまで職場でのうつ病にはプレッシャーや仕事量が関係していると考えられていたが、ノルウェーのオルフス大学の臨床医学学科による研究の結果、職場うつ病の原因は「嫌な上司」や「平等でない職場環境」にあることが示されたという(GIGAZINEの記事)。 この研究は、病院や学校などさまざまな機関で働く公務員約4500人を対象に行われたもの。うつ病と診断された対象者に個人面談を行ったところ、多くの人が「職場で上司から不平等な扱いを受けている」と感じていたという。さらにこうした患者は、不平等に多くの仕事を与えられていることが原因であるにも関わらず、仕事量が多いから精神的に苦しんでいると感じる傾向があるという。 この結果を受け、研究チームのGrynderup博士は「透明性のある組織の仕組みをベースにした、労働者を対等に扱うマネジメントが職場うつ病を減らす上で重要になってくる」と述べている。

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    chintaro3 2014/07/28
    てか、その上司も既に精神的に病んでる事が多い。本人は認めないかもしれないけど。
  • あまり知られていない国内のヘリウム不足 | スラド サイエンス

    ヘリウムガスの不足により、東京ディズニーリゾートがバルーンの販売を休止するという。ITmediaによると、日国内で流通しているヘリウムガスの大半は米国産で、世界的に需要が増えていることから価格が高騰しているそうだ。また、「今回のヘリウムガス不足は供給元のヘリウム採掘施設のメンテナンス中に不具合が見つかったことに起因しているようだ」とのことで、医療や技術分野にヘリウムガスが優先的に割り当てられていることも原因らしい。

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    chintaro3 2012/11/22
  • 太平洋に100トンもの硫酸鉄を散布する「海洋肥沃化」が行われる。国際法違反との指摘も | スラド サイエンス

    地球温暖化対策として「ジオエンジニアリング」(地球環境の人工的な操作)が一部で提唱されている。たとえば今年の7月には米国のRuss George氏がカナダの太平洋沖で100トンもの硫酸鉄を散布、8月にその周辺域で二酸化炭素を吸収する植物プランクトンが10,000平方キロメートルに渡って大量に発生していたことが確認されている。しかし、こうした「海洋肥沃化」は国際法違反であるとする指摘もある(家/.、Guardian記事)。 同実験はカナダ西部のハイダグアイ島から200海里離れた海域で行われたが、同海域でサーモン漁を行う先住民族のハイダ族は「サーモン繁殖促進プロジェクト」であるとの説明を受けていたとのこと。同実験に協力するハイダ族はサーモンの水揚げ量が増大することを期待しており、一方のGeorge氏は収益性の高い炭素クレジットによる収入を期待している。 国際自然保護連合のKristina M

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    chintaro3 2012/10/18
    津波で海洋に流れでた土砂による「海洋肥沃化」もあったんだろうな
  • 2012年のイグ・ノーベル賞受賞者発表、産総研が開発したスピーチ・ジャマーも受賞 | スラド サイエンス

    今年もやってまいりました、イグ・ノーベル賞。毎日新聞によれば、『迷惑を顧みず話し続ける人を邪魔する装置「スピーチ・ジャマー」の開発』で、産業技術総合研究所研究員の栗原一貴さん(34歳)、科学技術振興機構研究員の塚田浩二さん(35歳)のお二人が「音響賞」を受賞したとのこと(産総研の発表)。 ここ6年連続の日人受賞だが、日のセンスが受けているのか、日推しの推薦人が居るのか、不思議である。 授賞式会場で装置が実際に試されたかどうかは確認できていない。 心理学賞:右に傾けるとエッフェル塔が小さく見えることについての研究(Anita Eerland and Rolf Zwaan [THE NETHERLANDS] and Tulio Guadalupe [PERU, RUSSIA, and THE NETHERLANDS])平和賞:ロシアの古い銃弾をダイヤモンドに変えたこと(The SKN C

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    chintaro3 2012/09/21
    産総研・・・
  • メキシコ湾原油流出事故で流出した原油とガス、20万トン以上をバクテリアが分解 | スラド サイエンス

    2010年のメキシコ湾原油流出事故で流出した原油や天然ガスのうち、20万トン以上が湾内のバクテリアにより分解されていたそうだ(ロチェスター大学のニュースリリース、Environmental Science & Technologyの記事、家/.)。 これまでの研究により、海中でプルーム状になった原油をバクテリアが分解していることがわかっていた。米国のロチェスター大学とテキサスA&M大学の研究者らは、海中の酸素量変動を測定することでバクテリアによる炭化水素の分解量を試算した。その結果、事故から5か月の間に少なくとも20万トンの原油や天然ガスが分解されたことが判明したという。事故発生後、BP社は大量の分散剤を油井の出口に投入しているが、分解量は分散剤の投入量に連動して増減していたとのこと。分散剤は油を細かい油滴に分解し、生分解を促す目的で使用される。分散剤使用の是非についてはさらなる研究が必

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    chintaro3 2012/09/16
  • 有機栽培された農作物は特に栄養価が高いというわけではない | スラド サイエンス

    過去に行われた研究200件を分析したスタンフォード大学研究チームの報告書によれば、有機栽培された作物は健康に与える恩恵がより大きい、ということを示す証拠は見つけられなかったとのこと(家/.、NPR記事)。 有機栽培トマトに関して過去10年間で行われた研究では、「有機栽培トマトは農薬や化学肥料を使って栽培されたトマトと比べ、抗酸化成分が特に多く含まれている」ことが発見されているという。だが、有機栽培された農作物が特に健康に良いという事例は、このトマトの研究以外にはなかったとのこと。 野菜や果物に含まれる栄養価は、有機栽培であろうとなかろうと、収穫時の作物の熟し具合や天候、遺伝子構造などの要因に左右されるのだという。例えば、農薬を使用して育てられた熟した桃は、有機栽培された熟す前の桃よりもはるかに多くのビタミン類を含んでいるという。

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    chintaro3 2012/09/11
    自然を大事にするっていう視点抜きで、有機栽培を語られるのはもにょる。都会の人にはどうでもいい話なんだろうけど。
  • 今度の「大人の科学マガジン」はV型2気筒蒸気エンジン | スラド サイエンス

    一部アレゲ人に人気の「大人の科学マガジン」次号ふろくはV型 2気筒蒸気エンジン(次号予告、 学研出版サイト)。 アルコールランプで熱したボイラーから発生する水蒸気により、ピストンが動く。 バンク角は72度から180度まで変えられるという。価格は3,150円。7月24日発売予定。

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    chintaro3 2012/07/16
  • 蚊が雨粒の衝撃に負けないのは何故? | スラド サイエンス

    蚊は身体の 50 倍ほどの雨粒が降ってきても、その衝撃に負けずに飛び続けることができる。それは人間が走行中のバスに撥ねられるくらいの衝撃に値し、蚊は重力の 300 倍もの力で叩かれていることになるのだが、何故蚊は雨粒にあたっても地面に落下することなく飛び続けられるのだろうか。この謎をジョージア工科大学の研究チームが解明した (家 /. 記事、ScienceNOW の記事、doi: 10.1073/pnas.1205446109より) 。 研究チームは上部をメッシュで覆った高さ 20 cm のアクリル製ケージにハマダラカを放ち、ケージの上から水を噴射して 10 メートル上から落下する雨を再現。蚊が、その雨粒にあたった時の様子を毎秒 4000 フレームのハイスピードカメラで撮影した。この実験の結果、蚊は雨粒に胴体を直撃されていたのではなく、羽や脚に雨粒を受けており、当たった場所に応じて (飛

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    chintaro3 2012/06/07
  • 新たなパワー半導体材料、酸化ガリウム | スラド サイエンス

    NICTは株式会社タムラ製作所および株式会社光波と共同で、酸化ガリウム(Ga2O3)を用いたFETを開発、世界初の動作実証に成功した(プレスリリース、EE Times Japanの記事、Applied Physics Letters掲載論文の概要)。 現在、炭化ケイ素(SiC)や窒化ガリウム(GaN)といったワイドギャップ半導体が注目を集めており、研究開発も活発に進められている。酸化ガリウムはSiCやGaNよりもバンドギャップが大きく、単結晶基板の作製も容易だ。そのため、高耐圧・低損失のパワーデバイスを低コスト・低エネルギーで製造できる可能性を持つが、これまではほとんど研究されてこなかったという。今回開発したMESFETでは、非常にシンプルなトランジスター構造にも関わらず良好な特性を示したとのこと。

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    chintaro3 2012/05/28