犬猫ともに生後10カ月前後で成犬、成猫となる。適切な食事と体重管理を心がけ、生後6〜8カ月を目安に不妊手術を受けることが望ましい。発情期のトラブルを防ぐほか、病気の予防にもなる。さらに年に1度は獣医師による健康チェックを受けるといい。 【写真特集】東京下町・路地裏のネコたち この時期は病気の発生のほかに室内での事故に注意が必要だ。 特に犬に多いのは異物の誤食・誤飲だ。飼い主が留守のときに人の薬や食物を引き出して食べてしまい、帰宅した飼い主が「食べたものを激しく吐く」「ぐったりしている」などの異変で気づいたりする。 赤坂動物病院の柴内裕子院長によると、同院では夜間の救急疾患の40%が誤食・誤飲などの事故だという。 「トウモロコシの芯や桃の種を飲んでしまったパグ、靴下を食べてしまったゴールデンレトリーバー……。ドッグランで飼い主が知らぬ間に、ボールを四つも飲み込んでいたドーベルマンもい