ロボット工学の分野が急成長を遂げている。今やロボットは後方宙返りやパルクールの練習、古典彫刻を「彫る」といった複雑な動作も優雅にこなせるようになった。 そんな中で登場したのがロボット「ソフィア」だ。その魅力は大きく劇的な動作ではなく、人間に似た不気味な外見にある。さらに、感情を表現する複雑な能力も魅力を添えている。 「まだ完全ではないが、ソフィアはさまざまな気持ちを表現することができる。人間の顔に浮かんだ感情表現を読み取ることも可能だ」。こう説明するのはハンソン・ロボティクス社を創業したデビッド・ハンソン氏だ。 同社は香港にある小規模なラボでソフィアを多数開発してきた。この施設では「ソフィア20号」、「21号」、「22号」の部品が至るところに散乱している。
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