小学生や中高生の子どもをもつ(もしくは、もったことのある)保護者の多くは、実感されていると思いますが、学校からはよく紙のプリントをもらいますね。関係者のなかには「紙バクダン」なんて言葉で揶揄する人もいるくらいですが、かなりの量になるときもあります。 そのうちの一部には、保護者が「見ましたよ」とか「承諾しました」という意味で押印、ハンコを求められるときがあります。卒業式などの行事に出るかどうかや、授業参観、懇談会などの出欠、通知表の確認、プールに入るかどうかの連絡、部活動の入部届、子どもの写真を学校ホームページに掲載していいかの確認などなど、内容は多岐にわたります。わたしも小学生と中高生の父親なので、よく経験しています。 さて、こうした押印やプリントについて、きょう、文科省はハンコを省略したり、デジタル化を進めたりすることを全国の教育委員会等に求める文書を出しました。今回の記事では、この中身