今、ベトナムでは、現地で造られた日本酒や焼酎がおいしいと評判になっている。そのもようを山下雄三記者が取材した。 ベトナムの首都・ハノイの日本料理店で、日本人客が、焼き肉を楽しみながら、おいしそうに焼酎の水割りを飲んでいる。実は、この焼酎はベトナム産のものだ。飲んでいる日本人に話を聞くと「日本産のものと違いはほとんどない」「日本からきた出張者にすすめても、おいしいと言われます」と、評判は上々のようだ。 その店の棚には、「いも一(はじめ)」「むぎ一(はじめ)」というベトナム産の焼酎が、日本産の有名ブランドの酒とともに、たくさん置かれている。価格は日本産の約2分の1とリーズナブル。しかも、味に関しても、日本産に引けを取らないと評判で、店でも一、二を争う売れ筋の商品だという。 ベトナム中部の中心都市で、王朝時代には首都が置かれていた古都・フエ。ここに、日本の企業家によって15年前に設立され、ベトナ
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