タグ

ブックマーク / somethingorange.net (6)

  • 高河ゆんの未完伝説。 - Something Orange

    Togetterを見ていたら、「【募集】明らかに途中で終わってむちゃくちゃ残念or続刊出て欲しい漫画」というまとめを見つけました。 題名どおりの内容で、期待を集めながらも未完に終わった(ように見える)作品がそれはまあ山のように並んでいます。あきらかに打ち切りのものもあれば、事情不明のまま終わったものもあり、「ああ、こんな漫画あったなあ」と思い出しながら見ていくと、諸行無常の気分に浸れます。 ところで、川原泉の『バビロンまで何マイル?』が挙がっているけれど、これは一応完結していると見るべきなんじゃないかなあ。まあ、文庫を読まないと未完なんだけれど。 で、ぼくの場合、未完放り出しの帝王といえばやっぱり田中芳樹が思い浮かぶわけですが、あの人は小説家なので、漫画家でいえばやはり高河ゆんですかね。 単行が出た長編に限ってもえっと、『恋愛』、『源氏』、『夜嬢帝国』、『サフラン・ゼロ・ビート』、『クロ

    高河ゆんの未完伝説。 - Something Orange
    chirol
    chirol 2010/03/29
    源氏……
  • 短くておもしろくて完結している漫画×たくさん。 - Something Orange

    「10巻以内で完結してておもしろいマンガ教えてくれ(「VIPPERな俺」)を参考に、全10巻以内で完結している漫画を列挙してみる(文庫カウントも含む)。 『バオー来訪者』★★★とか、『羊のうた』★★★★とか、『げんしけん』★★★☆とか、『プラネテス』★★★★とか、そこらへんの定番は既に向こうで挙がっているので、出ていない作品だけ。 まずは少女漫画から。 ・『ポーの一族』★★★★★ ポーの一族 (1) (小学館文庫) 作者: 萩尾望都出版社/メーカー: 小学館発売日: 1998/07/01メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 125回この商品を含むブログ (162件) を見る 文庫全3巻。吸血鬼ものの最高傑作。この作品に比べれば、アン・ライスの『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』も凡作に見えてくる。 ・『日出処の天子』★★★★★ 日出処の天子 (第1巻) (白泉社文庫) 作者: 山岸凉

    短くておもしろくて完結している漫画×たくさん。 - Something Orange
    chirol
    chirol 2009/03/23
    ちょう気があう。この他は、ジャンプで打ち切られるようなおもしろい漫画が好きだあ。
  • 『神秘の島』ジュール・ヴェルヌ - Something Orange

    神秘の島〈第1部〉 (偕成社文庫) 作者: ジュールヴェルヌ,ジュール・デカルト・フェラ,Jules Verne,大友徳明出版社/メーカー: 偕成社発売日: 2004/09/01メディア: 単行購入: 6人 クリック: 27回この商品を含むブログ (27件) を見る 神秘の島〈第2部〉 (偕成社文庫) 作者: ジュールヴェルヌ,ジュール・デカルト・フェラ,Jules Verne,大友徳明出版社/メーカー: 偕成社発売日: 2004/09/01メディア: 単行購入: 4人 クリック: 5回この商品を含むブログ (15件) を見る 神秘の島〈第3部〉 (偕成社文庫) 作者: ジュールヴェルヌ,ジュール・デカルト・フェラ,Jules Verne,大友徳明出版社/メーカー: 偕成社発売日: 2004/09/01メディア: 単行購入: 2人 クリック: 1回この商品を含むブログ (7件) を見

    『神秘の島』ジュール・ヴェルヌ - Something Orange
    chirol
    chirol 2008/04/07
    そういえば読んだ事ない。ヴェルヌ
  • 最も美しいオープニング。 - Something Orange

    先日、NHKのSF特集番組を見たことは書いた。 この番組は日SFについて語っているのだが、当時のSFアニメやSF小説の状況を垣間見てみると、あらためてそれに先んじた欧米SFはすごいと感じる。 だって、アーサー・C・クラークは、56年に『都市と星』を発表しているんだぜ。 都市と星 (ハヤカワ文庫 SF 271) 作者: アーサー C.クラーク,山高昭出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1977/12メディア: 文庫 クリック: 10回この商品を含むブログ (29件) を見る ろくなコンピュータもない時代に、人間存在が情報化されて10億年もの歳月を過ごす(ところから始まり、さらにスケールが広がっていく)話を書いているんだから、破格の才能としかいいようがない。尋常じゃないね。 53年に書かれた『幼年期の終り』は、おどろくべきことに、いまも古びていない。 幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (

    最も美しいオープニング。 - Something Orange
    chirol
    chirol 2008/01/09
    べた褒めだ!でもいちいち同感。「クラークは決して美文を弄するタイプじゃない。かれの文章は、どこまでも平明で、読みやすい。それにもかかわらず、その圧倒的な美しさはするどく読者の心を打つ。」
  • 清少納言は「と抜き言葉」に怒っていた。 - Something Orange

    世にも美しい日語入門 (ちくまプリマー新書) 作者: 安野光雅,藤原正彦出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/01/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (27件) を見る ベストセラー『国家の品格』の著者藤原正彦が、画家安野光雅との対談を収めた一冊。 それなりにおもしろいおもしろいのだが、どうも首をかしげる記述が多すぎる。日語贔屓が過ぎて、贔屓の引き倒しになってしまっている気がする。 たとえば、日語の語彙の豊かさを語った箇所はこう。 シェークスピアは、四万語を駆使したと言われています。すごいと思うけれど、しかし日語というのは中学生用の国語辞典を見たって五万語くらい出ています。広辞苑は二十三万語です。 五百年前の一個人と現代の辞典を比べることにどれほどの意味があるのだろう。比較するならせめて同時代の英語と日語でなければならないだろう。

  • Something Orange -  アルビノ萌えは差別につながるか。

    と、ここまでの歴史はアルビノに限らず、他の多くの「異形の人々」がたどった系譜とよく似ており、さほど目新しくはない。日でのアルビノをめぐる様相が独自の展開をしていくのは近代以降のことだ。まず一点目は、戦後のサブカルチャーシーン、とりわけ近年のオタク文化圏における「アルビノ萌え」なる現象である。病者・障害者を見世物にすることはもちろん、話題にのせることすらはばかられる「道徳的な」社会において、病気・障害であるはずのアルビノが、キャラクターとして大量に生産・消費され、場合によっては性的欲望の対象となっているのである。アルビノのキャラクターに萌える人々は、アルビノについて、当事者について理解した「フリ」をして「政治的な正しさ」を確保する。さらに、2次元と3次元の連続性をなくすことで、3次元世界の当事者を不可視化する。こうした2次元のキャラクターに萌えるための巧妙なロジックを用いることで、彼/彼女

    Something Orange -  アルビノ萌えは差別につながるか。
  • 1