今年1月29日、鳩山由紀夫首相が施政方針演説で「統合医療の積極的な推進」を検討すると発言。2月5日に厚生労働省が「統合医療プロジェクトチーム」を発足させ、「統合医療」の名の下、スピリチュアル産業と深いかかわりのある健康法も含めた民間療法の保険適用や資格制度化を検討し始めました。この動きに関連して、「日本統合医療学会」が鳩山首相宛の要望書の中で、年間450億円、4年間で1,800億円にのぼる予算案を提案していたことがわかりました。 ■民主党に食い込んだ業界団体 「統合医療」とは、「近代西洋医学を中心として、伝統医学、相補・代替医療を統合し」たもの(日本統合医療学会(IMJ)サイトより)です。しかし日本統合医療学会を構成する18学会は、鍼灸・アユルベーダ(インド医学)・ホメオパシー・カイロプラクティック・磁気両方・気功・絶食療法・音楽療法・ヨガ等、大半が民間療法に関するす学会です。医療関係者・
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