オランダのアムステルダムで開かれたセキュリティカンファレンス「Hack-in-the-Box」で、航空機に遠隔操作で攻撃を仕掛けて制御するデモが披露された。 発表を行ったのはドイツのコンサルタント会社n.runsに勤務する研究者ヒューゴ・テソ氏。操縦士の資格を持つことから航空機のセキュリティに興味を持つようになったという。 Hack-in-the-BoxのWebサイトに掲載された発表概要によると、この攻撃では標的とする航空機に一切の物理的なアクセスは必要とせず、全て遠隔操作で航空機を制御することが可能だという。カンファレンスの発表では実験環境で仮想航空システムを使ってこれを実証した。 テソ氏は「航空機に搭載されたシステムは、その複雑さゆえに、一般的な脆弱性研究や悪用の手口に対して脆弱」だと解説している。 セキュリティ企業Kaspersky Labのニュースサービス「threatpost」に
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