中国の不動産開発業者が、中国南東部広東省に、オーストリア中部の世界遺産、ハルシュタットをまねた村を建設していることが分かり、“本家”の村民から怒りの声が上がっている。18日、AP通信が伝えた。 ハルシュタット村は公式見解として、「名誉なことだ」としているが、村民の一部は、数年にわたって無断で村の写真を取ったり、建物などの測量していた中国の業者に対し、不信感を抱いているという。(SANKEI EXPRESS)
鹿児島県屋久島町が提案した縄文杉周辺など指定地域への観光客の立ち入りを制限する条例案は21日、町議会特別委員会で否決された。23日の最終本会議でも否決になる見通しだ。世界自然遺産にも登録されている島の自然を守る趣旨に異論は出なかったが、観光業への影響を考慮すべきだという意見が多かった。 特別委は議長を除く全議員19人で構成。町側は縄文杉への立ち入りを1日420人に制限した場合、集中日に年間約9千人がこの枠から外れ、宿泊料金やガイド料などで約2億3千万円の損失が出ると説明。予約システムによる誘導によって登山客を分散化させたいと述べた。 議員からは「登山者のピークを平準化させる具体的な取り組みはあるのか」「枠を大手業者に牛耳られ、中小の宿泊業者やガイドに仕事が回ってこないのでは」という懸念や、「縄文杉へのルートをすべてチェックできず実効性がない」といった指摘が出た。
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