食品大手の「日本ハム」は、冷蔵食品の一部に、殺菌のための加熱処理を行わずに出荷した商品があることが分かったとして、3万3000個余りの商品を自主回収すると発表しました。 自主回収するのは、▽日本ハムの冷蔵食品「中華名菜八宝菜410グラム」のうち、賞味期限がことし3月19日から22日までのもので製造者の欄に「日本ハム食品株式会社関東プラント」と記載がある商品、それに▽冷蔵食品「中華名菜白菜クリーム煮260グラム」のうち、賞味期限がことし3月21日と22日と記載されている商品です。 会社によりますと、これらの商品は生産ラインの機械の不具合が原因で、殺菌のための加熱処理を行わずに出荷していたことが、工場内の定期的な点検で分かったということです。 加熱処理が行われなかったこれらの商品は、賞味期限内でも傷むおそれがあるということで、会社は3万3000個余りの商品を自主回収することを決めました。 日本