スリングショット300AW。撮るときに背中から前に回して機材を取り出す。人物はLowepro海外セールス担当のLary Frank氏 カメラバッグにもいろいろあるが、リュックタイプの欠点は、機材を出し入れする際、リュックを下ろさなければならないことだろう。ショルダータイプの愛用者曰く、「リュックだと歩きながらレンズ交換できない」ということになる。リュック愛用者の反論はおおむね「バッグを担いだまま写真を撮ることなんてない」というもの。しかし、リュックをいつも地面に置けるとは限らないし、バッグを下ろすにしてもショルダーの方が早い。ついでにいうと、同じ外寸法なら、ショルダーの方が収納力や収納に関する自由度も優れている。 その代わり、目的地までの移動は圧倒的にリュックが楽だ。肩にかかる重みが両肩に分散する上、両腕が自由になる利点は見逃せない。徒歩での移動距離が長かったり、さらには悪路だったりすると