人類が滅亡する」「第三次世界大戦が起きる」……さまざまな噂がささやかれてきた「2012年問題」。いよいよ、そのカウントダウンが始まった。単なる都市伝説か、あるいは新時代の幕開けか!? その真偽を検証する。 ~ 「終末」は、2011年にもう来ている!? ~ 果たして、映画『2012』のような天変地異や経済破綻が本当に起きるのか。震災後、M9級大地震の発生もアリと言われ、少なからぬ「現実味」を帯びてきたこの問題。単なるトンデモ論と片づける前に、識者はどう考えるのか聞いてみた。 「来年何かが起きることは、百パーセントありません」と、きっぱり言い切るのは、スピリチュアリティ研究で知られる慶応大学准教授・樫尾直樹氏。樫尾氏は、2012年問題をマヤ暦、フォトンベルト突入、アセンション、陰謀論の4つに分類。マヤ暦に関しては「単なる暦が終わっただけ」と否定しながらも、アセンションについては次のように解説す