南相馬市小高区には、駅の西側に所属教会のチャペルがある為、時々行く。 小高区の中心街は北側を東西に、そして角度を変えて南西に流れる小高川に囲まれた地にあり、こじんまりと纏まっている。歩くのが好きな僕は、この地域を踏破出来ると思う。 東日本大震災では、区全体として一時避難し、2016年には解除になったので、ネットでも『ゼロからのまちおこし』といった言葉が躍っている。 まだそんなに多くの住民が帰ったわけではないが、双葉郡などで見られた地域の分断という不幸な事態は見られず、繋がりを求めて拡大して行こうという意欲が見られる。 suumo.jp 上記サイトを見ても、顔見知りか、だいたいどこにお住まいか分かるし、とにかく前向きの姿勢だ。 では小高駅の東側はどうか。小高川が向きを北に変えて海に流れ込む一帯は低地で、東日本大震災以前は広大な田んぼの光景が広がっていたと思われる。しかし津波がこの低地帯を一掃