映画「モテキ」の公開を記念して、メインテーマを担当するバンド・女王蜂のアヴちゃん(Vo)と脚本・監督の大根仁による対談が実現した。 劇中のライブシーンに突然登場し、観る者すべてに強烈なインパクトを残す女王蜂。その希有な存在感と魅力の秘密はどこにあるのか。2人の会話から感じ取ってもらいたい。なお、本文中の写真は、すべて映画「モテキ」女王蜂ライブシーン撮影時のカットとなる。 取材・文 / 大山卓也 撮影 / 岩根愛 大根 今日、あんまり会いたくなかったんですよ。 アヴちゃん なんで? 大根 アヴちゃんは俺の中では本当のロックスターなんで。 アヴちゃん あら!(笑) 大根 プライベートを知ることで、音楽が違ったふうに聞こえてきちゃったりするのが嫌で。 アヴちゃん 神聖なのね。 大根 そう、神聖な人なんですよ。だから音楽とライブと、たまに見る写真とかで、もう十分って感じなんだけど。 アヴちゃん な
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