東京・渋谷駅前で営業を続けてきた複合ビルの「東急プラザ渋谷」が駅周辺の再開発のため22日閉館し、49年の歴史に幕を下ろします。 しかし、渋谷駅の再開発で新たに地上18階、地下4階の複合ビルを建設することになり22日で49年の歴史に幕を下ろすことになりました。東急プラザ渋谷では閉館を発表した去年12月以降、名残を惜しむ人たちが相次いで訪れ、前の年の同じ時期に比べ1割ほど増えているということです。 22日は午後6時に閉館し、歴代の総支配人らが集まって最後の客を見送るセレモニーを行うということです。 長年、通っていたという東京・世田谷区の88歳の女性は「子どもが小さいころに食事に来るなど思い出がたくさんあり、無くなるのは寂しいです」と話していました。東急プラザ渋谷の森下潤一総支配人は「親子三代のお客がいるなど長年多くの人たちに愛されてきたことを実感しています。感謝の気持ちでいっぱいです」と話して