【肥後守(ひごのかみ)ってなーに?】 皆さんは、和式ナイフの「肥後守(ひごのかみ)」をご存知ですか? 戦前戦後のカッターなどが無かった時代には、鉛筆削りや工作などで使用するために子ども達の必須アイテムでした。 和式ナイフの代表と言われる「肥後守」ですが、需要が減った現在でも鍛冶製法を代々引き継いでいる鍛冶職人が製造を続けています。 昔からの愛用者やコレクターも多く、最近ではアウトドアブームと合わせて再注目され、その渋い雰囲気から人気が出ています。 また、鍛冶製法においても海外からとても注目され、肥後守の『割込』は硬い鋼(ハガネ)を柔らかい軟鉄で挟み込んだ構造となっており、海外では『三枚(SANMAI)』が用語にもなっています。 今回は、そんな「肥後守」についてご紹介いたします。 【肥後守(ひごのかみ)解説】 肥後守は1890年頃から製造されている日本製の折り畳みナイフです。 最盛期は195
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