日本のブログ・SNSの「引きこもり」 リーマンのニュースで、新聞サイトと並んでアクセスを集めたのは、経済学者ポール・クルーグマン(Paul Krugman)やアナリストのバリー・リソルツ(Barry Ritholtz)などのブログだった。Huffington PostやBoing Boingなどの人気ブログは、マスメディアと変わらないアクセスを集めている。ブログが新しいジャーナリズムとして既存メディアを脅かしているのだ。 これに対して、日本のブログでそれほどの影響力を持つものは皆無だ。Diggで最近の人気記事を見ると、上位のほとんどは米大統領選挙関連だが、「はてなブックマーク」の人気記事にはリーマンも自民党総裁選もなく、身辺雑記とオタクネタが並んでいる。日本のブログの作者も読者も社会的な関心が薄く、狭い世界に引きこもっているのだ。 SNSも、Facebookでは大統領選を巡って多くのサイト