全国の店舗で新容器を導入することで、削減できるCO2排出量は約800トンになる見込み。同社は環境負荷低減の取り組みとして、チルド弁当の本体容器を紙化したり、サンドイッチのパッケージの一部に紙素材を採用したりしているが、その一環となる施策だ。 着色していた理由 そもそも、セブンはどうして着色した容器を使用していたのか。担当者は「器やお皿にこだわることで、料理のおいしさを見た目から引き立てます。外食の際に提供されるお皿をイメージして、メニューに合わせた容器を使用してきました。例えば、パスタは木の器に入ったような見た目にできるよう、木目調のようなプリントが入ったものを使用してきました」と振り返る。 同社は2022年12月から北海道内のセブン店舗で新容器を先行導入。販売額が変更前と変わらず推移したことから、23年5月下旬より全国拡大を決めた。容器に着色をしなくても影響が出なかった理由について、担当