好きな作家や映画人の話から教わることはとても多い。 不安でならない時や心の弱っている時“そこ”に飛び込みたくなる、と作家の太宰治さんはある場所について書いた。そこへ行くとホッとして助けられるのである。 それは映画館。世間から切り離された真っ暗な空間にて、映しだされる物語で観衆と一緒に泣いたり笑ったり。それがなによりの救いとなる。 終戦直後の貧しい時代にも大勢の人が映画館へ詰めかけたという。映画は“優しい慰め”なのか、心の弱っている時への栄養剤だったのかもしれない。 無声映画の時代を経て、セリフの声や劇中音楽を(作品の中に)入れ込むことのできる トーキー映画が広まる中、チャプリンは人の声を入れることにとても消極的だった。 必要最低限のセリフは声で残しても、話の重要な部分は字幕にて見ればわかるようにしていた。自ら劇中音楽も手掛けて、アカデミー作曲賞を受賞するほどだったので、音への関心は強かった
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