香港の可住地の人口密度の高さはすさまじいものがある。平地部分に限定すれば1平方キロメートルの人口密度は20万人以上にものぼるといわれている。アジアの先進的な金融都市という一面とは裏腹に、一部貧困層の人々は、一畳ほどの金網でできた動物小屋のような籠(ケージハウス)の二段ベッドで暮らしている。 このケージで暮らす人は「籠民」と呼ばれ、全香港で約10万人いると言われている。しかもこんな狭いカゴの家賃でも1ヶ月で1500香港ドル(約1万5千円)もするそうだ。
![【動画】香港の闇、檻の中で暮らす人々「籠民」 : カラパイア](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/272eeb89aa2750d361b0a70793ba730a00dabda1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Fkarapaia_zaeega%2Fimgs%2F3%2Fa%2F3ae1f155.jpg)
香港の可住地の人口密度の高さはすさまじいものがある。平地部分に限定すれば1平方キロメートルの人口密度は20万人以上にものぼるといわれている。アジアの先進的な金融都市という一面とは裏腹に、一部貧困層の人々は、一畳ほどの金網でできた動物小屋のような籠(ケージハウス)の二段ベッドで暮らしている。 このケージで暮らす人は「籠民」と呼ばれ、全香港で約10万人いると言われている。しかもこんな狭いカゴの家賃でも1ヶ月で1500香港ドル(約1万5千円)もするそうだ。
世界でもっとも人口が密集している場所、香港。都市ビルの建設費用も高額であるが、そのビルの屋上に所せましと並んでいる掘立小屋の数々。 上空から見下ろさない限りはその全貌はわからない。異質な空気を漂わせているこれらの家は、違法建築で建てられた秘密のスモールワールド、スラム街である。いろいろな意味でこの小さな共同体は、今は壊されてしまった九龍城砦のミニチュア版と言えるだろう。 これらの写真は『Portraits From Above』という本から抜粋したもので、香港の都会に潜む知られざる世界を垣間見せてくれる。こうした屋上家屋は違法である。にもかかわらず、住人の数は数千人はいると言われており、そのほとんどはカオルーン地区に集中している。 住民たちはしきたりにとらわれず自由だ。本の中の小屋の見取り図は、白地に黒で建物のラインが整然と引かれていて、見かけによらずその混沌性を精密にとらえて描かれている
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く