スマートフォンとフィーチャーフォンは融合していく――ドコモの辻村氏:CEATEC JAPAN 2010(1/2 ページ) 残すところあと3カ月を切った2010年。この1年は、携帯電話市場が大きく変わる転換期の年といえるだろう。スマートフォンの台頭や通信速度の高速化、モバイルW-Fiルータの登場に伴うデータ通信利用の拡大が新たな市場を形成。12月には日本の通信キャリアの先陣を切って、NTTドコモがLTEサービスをスタートする。 変化の渦中にあるモバイル市場は今後、どのような進化を遂げるのか。CEATECの基調講演に登壇したNTTドコモ 代表取締役副社長の辻村清行氏が「ケータイの今とこれから」と題した講演で、ケータイ市場の今後について話した。 モバイルのブロードバンド化で何が変わるのか 辻村氏は、携帯市場の進化について「ブロードバンド化」「リアルとネットの融合」「グローバル化」の視点から説明。